戦争法なくしたいこの時だからこそ「治安維持法と犠牲者」を学ぼう、語ろうー国賠全国女性交流集会

2015_1108_150822-IMG_5822伊豆・伊東市は大変暑く、ちょうど立冬でしたが、季節が後戻りをした感がありました。駅前に大きな椰子の木が揺れているのが南国風でもありました。

治安維持法犠牲者国家賠償請求同盟の女性部全国交流集会です。115名、北海道から沖縄までの各県各支部から参加者が賑やかに交流しました。

基調講演は国際政治学者の畑田重夫さん、戦争法と国民の運動、アメリカの文献などから引いて、アメリの産軍共同体体制、日本が戦後いかにアメリカ言うなりできたのか、などを語られました。会場から、「国民連合政府をつくろうという野党の動きに妨害はないのか」という質問に、「この闘いは階級闘争です。妨害は考えられる。」と。92歳になられたとのこと、全過程を通して参加され、お元気な姿に励まされした。

102歳と97歳の2人の犠牲者の方が証言され、身体はご不自由ながら、前向きで希望をもった生き方を示され感激しました。

分散会では、支部があり女性部があって日常活動をしているところでは、会員も増え、毎年の国会請願署名も増えるということが各地の経験として話されました。国会請願署名の意義や、治安維持法について学習することが前進の鍵。治安維持法も戦前から戦後への歴史も知らない世代に、同盟の運動で語り拡げ、若い世代への継承を図ることも切実な課題として語られました。

★写真は上が畑田先生、下は閉会後訪れた東海館という文化施設=田山花袋、川端康成など文人多数にゆかりある、昭和3年開業のもと旅館。三浦安じんや東郷平八郎など伊東市ゆかりの人物の展示室もある。折から伊東市在住の彫刻家の作品展もあり、それも素敵でした。2015_1109_132953-IMG_58442015_1109_141024-IMG_5857

 

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「戦争法なくしたいこの時だからこそ「治安維持法と犠牲者」を学ぼう、語ろうー国賠全国女性交流集会」への2件のフィードバック

  1. 今日は、深田喜久と申します。大姉さま何かとご活躍されておりまして、敬意を表します。
    小生は、国賠同盟島根県本部の新会長「渡辺節夫」さんの個人的な補佐といいますか秘書のようなことも少しばかりですがしています一般の同盟員です。
    国賠同盟島根県本部の第25回大会が出雲市塩冶有原町の出雲市民会館305会議室で11月7日13時30分から開催されました。
    その記録映像を、撮影し記録ビデオを、現在制作中です。

    また、松江市朝日町の松江テルサ大会議室で11月8日13時30分開演の日本共産党「鳥取・島根党と後援会決起集会」が開催されました。
    その記録映像を、日本共産党島根県委員会委員長の後藤勝彦氏の同意を、得て撮影し記録ビデオを、現在制作中です。
    制作・著作は、日本共産党鳥取県委員会・島根県委員会(C)2015となり鳥取・島根の党組織に、配布されること
    と思いますが詳細は、現在決定されておりませんので、これ以上は、お知らせできません。あしからず。
    以上

  2. 深田喜喜久さま、コメントありがとうございます。渡邊節夫さまは以前境港や米子に原発反対の学習会においでいただいたように思います。国賠では私は係り始めたばかりの新米ですが、ともに頑張ります。

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