「俳句」カテゴリーアーカイブ

俳句・7月ー紫陽花の雨や

2014_0721_185407-IMG_3421     俳句・7月

紫陽花の雨や手帳にある余白

半夏雨上がりし空の高さかな

戻り梅雨パソコンの起動じっと待つ

滴りや入る道なし投入堂       よし枝

★写真はわが家のくちなし、最後の一輪かな。6月の選挙とその後のあれこれで、今年はしみじみ見ることなく盛りが過ぎました。紫陽花や十薬とともに大好きな雨の中に匂う花です。

議会も初顔合わせ

1月6日(月)、土日の関係で9連休となった市役所も仕事始め、

議会も初顔合わせとなりました。

午前の互礼会、午後の「米子市新春のつどい」(国会、県会議員や米子市各界人との顔合わせ)、

夜の米子市新年会、と賑やかな一日。

間を縫って市議団の打ち合わせと「議会だより」の編集会議も行いました。

一日中もっぱら話題は6月の市議選に集中です。

今年は、秘密保護法、原発再稼働などなど、大問題の待っている激動の一年。

市議選もその中の大きなモメントとなると思います。

心引き締め頑張らねばと思い新たです。

市議選の待つ年明ける空茜    よし枝

★写真は岡村英治議員のFBより頂きました。議会事務局の方に撮って頂きました。

赤貝と年賀状

時化のための品不足で、年末にはとうとう手に入らなかった赤貝をスーパーで見つけ

やっとお正月料理の〆と相成りました。

山陰の正月は赤貝の煮つけが欠かせません。

そして年賀状。

いつも年が明けてからとなっていますが、

これで出来あがり。

もうすぐお手元に届けます。

【2014年】ピンクの空を駆けるうま(午・馬)の漢字の年賀状

 

赤貝を煮る香帰る子出迎える    よし枝

俳句ー12月

 

やらせるものか秘密法デモ冬議事堂

 

名護応援の日々載るFB冬銀河

*FB=(facebook)フェイスブック

 

冬ほっぺ紅かりし子も夫を得て

 

寒大根弾けるを切る鍋支度

 

街中にジングルベルは嫌いです      よし枝

 

雲の中は雪荒ぶー原発再稼働、秘密保護法の嵐

今朝は地元大崎の内浜産業道路交差点に立ち、30分間訴えをしました。

(月曜は431号線クリーンセンター前交差点、火、水、木曜は内浜産業道路・大崎、金曜は中国電力米子支社前交差点です。)

時々、クラクションや手振りの応援があり、会釈をしていただくだけでも元気がでます。

今は「秘密保護法案は廃案に」「島根原発再稼働NO!」を中心に訴えています。

朝立ち後の大山が、雲をかぶって雪が降っているだろう姿で、荘厳でした。

 

今日、中国電力は島根原発2号機の再稼働の審査申請について、

米子市にも説明にきたそうです。

「議会ともよく相談して意見を言う」とTVで野坂市長。

しっかり市民や議会の意見を聞いてほしいと思います。

 

また今夕東京の秘密保護法反対の集会には一万人が集まりました。

週明けの特別委員会での票決を、安倍政権は狙っています。

 

雪荒ぶ雲を冠に明け大山

雨雲の渦巻く2号機冬日落つ

秘密法の冬闇破る一万の声   よし枝

渡辺をさむさん、初句集出版おめでとう。

新俳句人連盟鳥取支部の渡辺をさむさんが、

初句集を5月に出版され、今日はお祝いの句会。

私たち新俳句人連盟鳥取は、毎年1回総会で顔合わせをするだけで、

間で句会を持とうよ、といいながら実現しなかったものが、

をさむさんのお祝いということで集まることが出来ました。

8人が出句し、うち7人が5句づつ選句したなかで、

3人が選んだ3点句は次の3句です。

 

病む母の手を握り締め遠花火    をさむ

青じその手に残り香の潮むすび   千枝子

蝉時雨木陰に友の初句集      計男

 

俳句の批評は、好きなことを遠慮なくいいながら、

互いの理解の深まる楽しい時間です。

なお初句集出版の記念に、をさむさんのお好きな樹木の植樹を、

記念品として今日の句会一同から、贈ることにしました。

★渡辺をさむさんは水色のバンダナの背の高い男性です。

渡辺をさむさんの第1句集「あらくさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の俳句の友であり、新俳句人連盟の先輩、

渡辺をさむ(本名・渡辺大修、正福寺前住職で樹木葬責任者)さんが第1句集を出版されました。

50歳を過ぎてから俳句を始めて10年の間の自選句。

「反戦・平和」がわが人生のテーマという、をさむさんが、

正面からテーマに取り組んだ、解りやすく大らかな句、

明るく、そして優しい句に、この表題この装丁はぴったりです。

 

頬をうつ木の芽の雨は非戦です

自決碑のだれも無口になる桜

メーデーの瞳に憲法の透視力

雪よ隠すなその碑津波の到達点

九条手書きの凧碧天へ雑草派(あらくさは)   をさむ

 

★渡辺大修さんの名、秀でなく修でした。ご指摘があり謹んで訂正します。