米子市長、違憲の発言を撤回へ
18年11月29日 木曜日米子市長、追い詰められて違憲の発言を撤回する、との情報がきょう(29日)お昼前に入りました。
今月20日に市内で開かれた拉致問題シンポの閉会あいさつで、伊木隆司市長が拉致問題解決のための「安倍内閣の軍事行動、憲法改正を支持する」と発言し、軍事行動を容認し、市長の憲法擁護義務に反するとして全国から大きな批判が起こっていました。
お昼前の情報では、午後から記者会見し発言のこの部分を撤回する、と。この間、同市長はかたくなに“撤回”を拒んできましたが、世論におされた格好です。
その背景には、①発言のあった翌日に日本共産党が間髪を入れずに抗議と撤回の申し入れをして世論を喚起したこと、②自治労をはじめ幅広い諸団体が抗議の声をあげたこと、③27日の市議会全員協議会で市長の釈明に際し、「撤回」するよう6人の議員が追及したのに対し、市長発言を擁護する議員は皆無だったこと―などがあります。
ともかくも、全国を騒がせた米子市長のトンデモ発言、一段落というところですが、誤った情報を発信しこうした騒ぎを引き起こした市長の責任問題が残っています。