「赤旗」を一生懸命読む石破さん
20年1月26日 日曜日地元の新聞に掲載されてました。ドイツの社会学者、マックス・ウェーバーの没後100年ということで、東大名誉教授の姜尚中(カン・サンジュン)さんがウェーバーの代表的講演録「職業としての政治」をベースに、12人の政治家と対談、「政治とは何か」を語り合う。
その連載第1回に登場したのが自民党元幹事長の石破茂さん。石破さんは、1957年鳥取県生まれ。自民党衆院議員をこれまで11期務め、防衛相、地方創生担当相など歴任してきました。
石破さんは影響を受けた政治家として故渡辺美智雄氏をあげ、「政治家の仕事はたった一つ、勇気と真心をもって真実を語ること」という教えを紹介しています。
また、姜さんの「情熱を持っている政治家が、独善にならない仕掛けは?」との問いに対し、石破さんは「自分の主張が正しいとは限らないということを常に自分に言い聞かせています。防衛相として有事法制やイラク特措法を手がけた時も、共産党の『しんぶん赤旗』や『前衛』を一生懸命読みました」と。
安倍一強と言われる自民党内にあって、一家言をもつ石破さんらしいなと感じました。