「英霊塔」移設求める陳情、採択されたけど…

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3日、米子市議会9月定例会が終わりました。最終日の本会議で私は、議案4件、請願1件、陳情2件ーについて賛成・反対の討論をしました。採決では、執行部提案の13議案中、子ども・子育て支援新制度関連の2条例案など4件に反対の態度を取りました。

また、請願・陳情関係では3件中「英霊塔に準じた慰霊施設の建立」を求める陳情が採択となりました。現在、米子市飯山(いいのやま)の山頂に建てられている英霊塔ですが、高齢化した遺族が135段ほどある急な石段を登ってお参りするのが困難になってきたので、米子市の施設である「ふれあいの里」敷地内に移設してほしい、というもの。

肉親を戦場で亡くした遺族の悲しみは深いものだと思います。しかし、230万人と言われる戦死者のうち、約6割が餓死だったという指摘もあります。「英霊」という言葉は、国民を無謀な戦争に駆り立てていった戦争遂行者の指導責任を免罪するもので、多くの遺族の思いに反するものです。

またこうした施設を、市が公金を使って建てるということも問題です。この問題、引き続き“追っかけて”いかねばなりません❗️

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4 通のコメント “「英霊塔」移設求める陳情、採択されたけど…”

  1. Comment by 会見のM:

    「英霊」もそうだけど、人は言葉の意味を、よく考えないまま使っていることがあるよね。遺族の方の中には、当時国策で使った言葉を、自分の家族の名誉を信じるために、そのまま使っている方が多いのではないでしょうか。確かに自分の家族を守るために、ひいては国と国の将来を守るために戦争に行かれたんです。たとえ「餓死」だったとしても、国のために亡くなったのだから、遺族にしてみたら「英霊」なんですよ。戦争指導者の責任を免罪することは許されない。けどそこをうまく伝えないと、せっかくの岡村君の真意が届かないと思うよ。心配しすぎかなぁ。

  2. Comment by 岡村英治:

    会見のMさん、そうなんですよ。遺族の方の心情に添った表現にしないと、いくら正論だと思っても真意は伝わらないですからね。

  3. Comment by 音ちゃん:

    私の父も戦死です。ご他聞にもれず、母も全国の戦争未亡人と同様に苦労をして私たち兄妹を育てました。 私は産まれたばかりだったし、大きくなってからも、その苦労にあまりぴんと来ていません。 『慰霊の碑』として移転してあげれば良いのではないのかしら。

  4. Comment by 岡村英治:

    音ちゃん、そうでしたか。国民・市民誰もが素直な気持ちでお参りできるものでないとね…。

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