農業再生シンポに640人

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農業再生へ熱い討論を繰り広げた 29日、安来市伯太町で開かれた「日本農業の再生を考えるシンポジウム」(日本共産党中央委員会主催)には中国地方5県から農業者や消費者団体、行政関係者ら約640人が参加。メーンホール、各小会場は参加者でぎっしり。パネラーや会場発言など熱気あふれる討論が繰り広げられた。

 討論は中林よし子衆院選比例候補をコーディネーターにすすめられ、まず山根盛治・やすぎ農協組合長が農協の現状を紹介した後、「中山間地の米農家にとって60キロ1万8千円ないとやっていけない。若い者に継いでもらうにはしっかりした経営基盤が必要」と強調した。

 続いて、青年農業者の大塚雅史さん(岡山県真庭市)は尼崎市でのサラリーマン生活の中で市民農園で野菜などを作ったり近所の人に食べてもらったりしているうち、「職として農業をしたくなった」。全国各地の農家や流通業者などと触れ合うなかで、妻のふるさと・岡山でナス、ほうれん草、ぶどう(ピオーレ)を栽培している。Iターン・Uターン農業者に「月15万円・2年間」給付するニュー・ファーマー制度を受けたが、「共産党の再生プランで提唱している制度に通じるもの。ぜひ全国で実現してほしい」と訴えた。

 また、安井光夫・生協しまね理事長は中国ギョーザ事件について①緊急時対応②作った人の顔が見えない食品の販売―という反省点をあげながら、「日本の食、家庭の食を見直す機会となった」と話し、加工品も原産地表示をするように改善を図った、と報告した。 

 最後に小池晃・党政策委員長が「世界からも『日本の農業はこれでいいのか』という声が上がっている。党の再生プランは深刻な日本の農業を何とかしなければの思いで作った」と切り出し、農業を取り巻く困難には①輸入自由化路線②中小農家切り捨て政策③所得保障・価格補償放棄―という自民党農政に原因がある、と強調。食料自給率を引き上げることを軸にした党再生プランの概要について説明した。

 この後会場からは農業者や農業公社に勤務している人、産直運動に取り組んでいる消費者などさまざまな立場から意見発表、パネラーに対する質問が寄せられるなど活発な論議が交わされた。

会場前で旧交を温めた この日の会場となった伯太わかさ会館は、14年ほど前までは日本海新聞記者時代に取材でちょくちょくお邪魔した場所。今日は入り口付近で、元伯太町議の小山文規さん(現・党安来市委員会委員長)がドジョウすくい踊りのいでたちで参加者を出迎えており、久しぶりに旧交を温めた。

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コメントが1通 “農業再生シンポに640人”

  1. Comment by 井上明:

    「日本の再生」に「農の再生」が不可欠と考えている皆様へ                            平成22年2月5日
                     NPO日本綜合医学会理事 井上 明
    東京都墨田区両国4-32-16
    1、洋食(酪農)と和食(和農)を両方伸ばすことはできません!
    2、ご飯もパンも、肉も魚も、味噌汁もスープも2倍は食べられない!
    3、農の再生にはまず、ご飯(和食)好きを増やすことではありませんか!
    4、ご飯好きを増やす決定打は「完全米飯給食」です!

    (1)外来種(酪農)を保護すれば在来種(和農)は衰退します。
    「食の乱れは国の乱れ」の通り、和食の崩壊=米離れ=健康(心身)破壊=国の崩壊(社会の乱れ・犯罪地獄・病気大国・医療費高騰等)となっています。和食の崩壊=米離れの原因は東京オリンピック以降の急激な食の欧米化(肉食化)で、肉食化は更に進んでいます。これにブレーキをかけずして和食の回復=農の回復はありえないと思います。減反をしたのに、なぜ減酪・減肉はできないのか。そもそも日本の歴史・国土・風土・自然等々何を考えても米作り・野菜作り・漁業が最適なのは明白です。動植物の外来種と在来種の両立は不可能です。同様に、酪農と和農の両方を伸ばすことは不可能です。農水省の米粉パンや飼料米の推進は、結局はパン食・肉食を伸ばし、和食の崩壊=米離れに拍車をかけることになります。早く決断すべきです。酪農家には米作り・野菜作り・豆作り・麦作り等々にシフトしてもらう、そのために国の予算を使うほうが遥かに国の再生=農の再生に役立ちます。

    (2)「完全米飯給食」でパンや肉が減ったら子供が可哀想か? 和食(ご飯や味噌汁・漬物・サバの味噌煮など)の美味しさを知らないほうが可哀想だ!
    ①「完全米飯給食」に反対する保護者や先生方は「子供の喜ぶものを食べさせるべきだ」と言われますが、好きなパンやハム・ウィンナーは毎日、家でも外でも好き放題食べています。パン給食を続けていたら益々パン・ウィンナー・ハンバーグです。朝から晩までお菓子です。「完全米飯給食」で荒れた中学校を優秀な学校に変えたのが長野県旧真田町の大塚貢氏(元上田市教育委員長)で、氏の話では「今の子供達の大好物は、頭から尻尾まで食べられるサンマの甘露煮」だそうです。半年もしないで大嫌いな魚が大好物になり、煮物や味噌汁が好きになるのです。これが食習慣です。「完全米飯給食」の威力です。これが子供達の幸せではないでしょうか。これこそが「農業再生」「日本再生」への近道ではないでしょうか。
    ②今、真田町では大人の犯罪も半減したそうです。米飯給食で子供達が良くなったので、和食をする家庭が増え、大人も和食になって心と体が健康になったからです。今日から誰にでもできる世直し運動(家庭も社会も健康にする方法)はみんなで和食をすることです。

    (3)ご飯(和食)好きの子供達が国を支える時代は健康と幸福に満ちた国!
    20、30年後は今の子供達が国を支えます。今のままではご飯(和食)好きは増えません。「パン給食」が日本人をパン好き・肉好きにしたように、「完全米飯給食」は子供達を間違いなくご飯(和食)好きにします。地産地消が増え、農家は安全な野菜作りを心掛け、農薬や添加物も減ります。肉食・外食産業も初めは抵抗しても、段々和風にチェンジします。健康な人が増え、医療費も激減します。これが国を良くする一番の方法だと確信します。

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