財政だけで保育が考えられるか

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 第4回米子市保育所在り方検討会が29日夕、市役所内で開けれ傍聴した。大半の時間が市の行財政改革問題に費やされ、この流れで民営化が議論されたらかなわんなぁ~、と感じた。

 同検討会が発足したときにも指摘してきたところだが、メンバーに保育問題を研究する専門家が含まれていないことが、この検討会が真に「保育のあり方」を論議する場となりえるのか、という疑念を抱かせるものとなっている。その疑念が当たってしまうのではないかと感じさせたのが、この日の財政問題を中心とした論議。

 もちろんメンバーには保育園の園長、保護者の代表、子育てにかかわる団体関係者などが加わってはいるものの、そこに専門的知見を備えた人材が配置されていないだけに、何か芯のないものになってしまっている。理論に裏打ちされた議論が交わされることがない、というのは米子市のこれからの保育を考える場としてはあまりにも議論に厚みの乏しい、子どもたちにとって無責任な議論に堕するのではなかろうか。

 少なくとも今後同検討会の議論にあたっては、専門家を招いて財政論だけにとらわれない保育のあり方というものを考える機会があってしかるべきだろう。 それとも、そのことに目をつむって突っ走ってしまおうという考えかな、当局は―?

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