赤沢さん、コラムは事実に即して書いてね

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hana5.jpg 今朝(24日)の党の打ち合わせのとき、22日付「日本海新聞」21面に掲載されていた鳥取県の国会議員リレーコラム「永田町の風」について、「『事実と違う記述がしてある』と支持者から指摘があった。訂正してもらわねば…」との発言があった。調べてみると、やはり…。

 22日付のコラムは赤沢亮正衆院議員が「長寿医療制度(ママ)」について「出発点は緊急避難」と題し、高まる国民的批判に対し“弁明”につとめている内容。そして、「『新制度の出発点は厚労省の悪意である』というのは事実と異な」る―と厚労省をかばうのはまだご愛嬌だが、「2000年末の参議院国民福祉委員会で民主党など野党も含む全会一致で『老人保健制度に代わる新たな高齢者医療制度等の創設』を決議したことである。つまり、既に8年前から『新制度(後期高齢者医療制度のこと―岡村注)導入前の制度ではもうもたない』というのが与野党の共通認識」と書くに及んでは、“味噌もくそも一緒”にした議論、といわなければならない。

 健康保険法改悪案が採決された2000年(平成12年)11月30日の参議院国民福祉委員会の会議録を調べてみると、自民党、保守党、民主党・新緑風会、公明党、社民党・護憲連合、無所属の会、および二院クラブ・自由連合の各派共同による付帯決議が提案されている。中身は、「老人保健制度に代わる新たな高齢者医療制度等の創設については、早急に検討し、平成14年度に必ず実施すること」などの文言が盛り込まれている。

 お年寄りだけを対象にした別立ての医療制度をつくれば破綻は目に見えているわけで、共産党は当然、この付帯決議の共同提案には加わらず、反対の態度をとった。だから議事録でも、「付帯決議案に賛成の方の挙手を願います」と委員長が言って裁決し、賛成者が挙手をした結果について、委員長が「多数と認めます」と述べたことが議事録に載っている。赤沢氏がいうように「全会一致」であるならば、「多数をもって本委員会の決議とすることに決定」とは委員長は決して言わない。

 赤沢氏の議論は(意図的かどうかはおくとしても)事実をねじまげ、「後期高齢者医療制度をつくることになったのは、共産党も含め野党も同罪だ」というもの。他の野党のことをここでとやかく言うつもりはないが、少なくとも共産党をお年寄りいじめの仲間に引きずり込まないでほしい。

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2 通のコメント “赤沢さん、コラムは事実に即して書いてね”

  1. Comment by sada:

    です。です。私も読んで、こんにゃろメって思ったんですが、書く間がなくて。正式に訂正させなきゃと思うのですが・・。

  2. Comment by 岡村英治:

    25日、自民党鳥取2区の赤沢事務所に岩永尚之さんが赴き、抗議と訂正の申し入れをおこなうことにしています。私も議会日程が許せば同行する予定です。

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