空中給油機配備に同意しないで!

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鳥取県米子市と境港市にまたがって位置する航空自衛隊美保基地への新型空中給油機の配備に同意しないで!と、きょう(27日)、「空中給油機STOP!市民の会」のメンバーが両市に申し入れをしました。

防衛省は、ボーイング767を母体にして現在開発中の空中給油機KC-46Aを、2020年度(平成32年度)に3機配備する計画を打ち出し、鳥取県に同意を求めてきています。県は関係両市長の意見を踏まえて回答することにしています。

午後、米子市役所を訪れた会員らは対応した角副市長に、空中給油機の配備がもたらす危険性や市民の不安の声を届け、会の共同代表の浜田章作・元鳥取短期大学助教授、高山壽雄・元鳥取大学教授は、単に騒音だけの問題でなく配備によって基地の機能が大きく変えられていく。とりわけ先般、沖縄県名護市の海岸で空中給油訓練中のオスプレイが墜落事故を起こしたこともあり、周辺自治会だけへの説明で済ますのでなく、全市民的な合意を求めるべきと指摘しました。

申し入れ文は以下の通りです。

2016年12月27日

米子市長 野坂康夫 様

                                   空中給油機STOP!市民の会

                                   【共同代表】

                                      高山寿雄・鳥取大学元教授

浜田章作・鳥取短期大学元助教授

                                                     安田寿朗・弁護士   

 

新型空中給油機の美保基地配備に同意しないでください(申し入れ)

 

12月13日夜、沖縄県名護市の海岸で、給油訓練中の米軍のMV22オスプレイが墜落、大破するという事故がおきました。集落に墜落していたらと思うとぞっとする恐ろしい事態です。にもかかわらず、事故機の機体回収も終わらず、原因究明もまだというなか、米軍はわずか6日でオスプレイの飛行を全面再開し、日本政府も何をもって「安全」と理解したのかまったく不明のまま、これを容認しました。

県知事を先頭に沖縄県民の怒りの声があがるのは当然です。

 

新型空中給油機KC-46Aの美保基地配備計画に直面する米子市民と境港市民にとって重大なのは、これが空中給油訓練中の事故であり、報道されているように、ローターが給油ホースを切断し、オスプレイのブレードを損傷し墜落に至ったということです。高速で飛行しながら給油することの本質的な危険性をまざまざと示した事故で、「民航機と同様の安全性」などとんでもありません。

防衛省は米軍への給油も否定していません。そしてKC-46Aはオスプレイに給油できる唯一の自衛隊の給油機です。

空の下には住宅があり、工場があり、農地が、海があります。そこに暮らし、働く人々がいます。市民の安全・安心確保をなによりの目的とする自治体が、こんな危険なKC-46Aの配備を認めることがあってはなりません。

 

KC-46Aの配備計画を推進する安倍政権は、アメリカとの「血の同盟」強化に懸命です。そのアメリカは地球のあちこちで戦争し、KC-46Aはインド洋の彼方まで飛ぶことができる給油機です。海外で戦闘する米軍機や自衛隊機に給油!!—-自衛隊の人たちが美保基地から飛び立つ日がくるのでしょうか。私たちはそんな日を迎えたくはありません。

 

住民の切なる願いに耳を傾け、今回の新型空中給油機KC-46Aの美保基地配備に同意しないでください。

以上

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