幼児教育・保育の「無償化」を考える

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鳥取の保育を考える会主催で『幼児教育・保育の「無償化」は何をもたらすのか」という学習会が、きょう(20日)午後鳥取県中部で開催され出席してきました。

講師は全国保育団体連絡会の逆井(さかさい)直紀・保育研究所常務理事。

まず、すべての子どもたちに質の高い保育を格差なく保障するための「無償化」という点を指摘。保育の質を高めるためには、子どもと保育者との関わりといった「プロセスの質」と、保育者の労働条件・配置基準といった「構造の質」がカギを握っている。

条件などの改善抜きに現場の努力だけでは保育は良くならない、との点を強調しました。

その上で、日本の保育制度について、入所児童数や施設数の推移を示しながら保育が担ってきた歴史を紹介。現代において共働き世帯の増加、保育所などの利用率の推移などから保育需要の高まりを説き、認可外保育施設での死亡事故を例に引きながら子どもの利益最優先の保育をと訴えます。

そして、幼児教育・保育の「無償化」の制度概要を説明し、問題点を①0〜2歳児は基本的に対象外、②食材費問題、③認可外保育施設の無制限対象化ーなどを挙げました。

逆井さんの話は具体的でわかりやすく、これから米子市の保育を考える際に、調査課題も浮き彫りになり、大変有意義な学習会となりました。

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