「水害」を防ぐために、いま何をなすべきか…と

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米子市立図書館から借りてきた一冊「洪水と水害をとらえなおす 自然観の転換と川との共生」(大熊孝著、農文協)。

著者の大熊氏は、新潟大学名誉教授。専門は河川工学、土木史。はじめにで、「洪水」は川の流量が平常時より増水する自然現象であり、川が溢れたとしてもそこに人の営みがなければ「水害」とはいわない。「水害」とは人の営みにともなう社会現象である、と記しています。

この本を読もうと思ったきっかけは、先日の新聞読書欄の書評で取り上げられていたからです。そこにはこう記されていました。「究極の治水策は400年前にある」「水害は現地調査なくして発言権なし」という著者。

人が病気になったとき、最も確かなのは信頼できる医師からのアドバイスだ。そうすれば、ゲリラ豪雨が頻発し、災害が繰り返される今、何より耳を澄ますべきは、著者のような高い倫理観をもつ職業専門家の提言ではないだろうか―。

近年、豪雨災害が多発するなか、ビビッと触発される書評でした。

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