9条の会講演と音楽の夕べ

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おくにことばで憲法を語る大原穣子さん 米子9条の会が設立されて1周年を記念する「講演と音楽の夕べ」が25日、米子市文化ホールで開かれ、俳優で方言指導士の大原穣子さんが「おくにことばで憲法を」と題し講演した。

 まず地元の岡本清さんが「今日は米子弁で9条を話すつもりだったが、今、北朝鮮の核実験を契機に『やったらやり返せ』という危険な論議がされている。60年前私は、台湾で教師をしていてアメリカの爆弾の犠牲になったあふれる死骸の山を目の当たりにして、『これが戦争か』と思い知らされた。絶対に繰り返してはいけない。今、軍隊を持とうと言っている連中は、『戦争を知らない子ども』だ」と熱を込めて訴えた。

 大原さんは、戦時中に大阪から母親の実家のある広島の瀬戸内海の島に疎開した時のことから説き起こし、「新制中学の先生から聞いた新しい憲法の話、自由や平和、民主主義のことは今でも忘れることはない」「(明治憲法、現在の平和憲法に次ぐ)3つめの憲法を押し付けようとしているが、絶対に許されない」と強調。「憲法に何が書かれているか、よく知りたいということでおくにことばに行き着いた」としたうえで、憲法第11条(基本的人権の享有)を広島弁で、また24条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)を大阪弁で、25条(生存権、国の社会的使命)を俳優時代をすごした京都弁でそれぞれ紹介。

 さらに「戦時中、障害を持った人がどんなひどい目に遭わされたか。今の日本国民はこんなにすばらしい憲法に守られている」と力説し、9条の条文を広島弁で語りかけ平和の大切さを訴えた。

会場を盛り上げたゴスペルオーブのみなさん このあと、ゴスペルオーブやブルーヘブンのコーラス、演奏で和やかな雰囲気に包まれたが、ゴスペルは今年5月に9条の会主催の講演会で米子に来た湯川れい子さんが作詞し、贈られた「きずな」という曲を初披露。最後に会場全員で「上を向いて歩こう」を大合唱して盛り上げた。

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コメントが1通 “9条の会講演と音楽の夕べ”

  1. Comment by 林檎:

     『きずな』いい歌でしね。九条の賛同者を増やすとともに広めたいですね。

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