中海をもとの姿にして、漁業の振興を

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鳥取県と島根県にまたがる汽水湖・中海をもとの姿に戻し、水産資源の復活・漁業振興を―と、長年にわたって中海の再生に取り組んでいる「美しい中海を守る住民会議」(門脇英隆代表)のメンバーがきょう(18日)午前、米子市内で鳥取県の環境・水産担当者と意見交換しました。
中海は、無駄で環境破壊の国営「宍道湖・中海干拓淡水化事業」によって、干拓地が造成される一方、日本海からの潮流が干拓堤防・水門で遮断され、水質の汚濁がいっきに進みました。
国営事業の中止に伴い水門は撤去されましたが、堤防は地域の生活道路として残され、元の反時計回りの潮流は回復しないまま。干拓地造成のために中海を浚渫した海底には、ヘドロが堆積し貧酸素水塊が発生しています。
住民会議の質問に対して県は、○中海の水質は年々浄化している、○漁獲量の減少は漁をする漁民が減ったから-などと説明。住民会議のメンバーは▽窒素、リンなどの数値は改善しているが浚渫窪地の問題は解決されていない、▽魚が増えれば漁をする後継者も出てくる―として、干拓堤防の一部開削、貧酸素水塊の解消を求めました。
県も貧酸素水塊の問題については今後検討する、と一定の理解を示しました。
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