党史に学ぶ

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日本共産党史を語る(上) 明日開かれる鳥取県西部広域行政管理組合の決算審査特別委員会を前に30日、同組合事務局のある淀江に出かけて聞き取り調査をおこなった。

 夕方の錦織陽子さんとの赤旗読者拡大行動を終え、夜、11月に刊行された不破哲三著「日本共産党史を語る(上)」の読み残し部分を一気に読み上げた。

 この著作は、党の若手活動家を対象に今年8月開かれた特別党学校で、不破さんが3日間にわたっておこなった党史の講義をもとに、整理・加筆したもの。1922年7月15日に創立された日本共産党の歴史をたどりながら、時代・社会的背景を描くなかで党の活動を今日的視点で分析している。

 まず不破さんは「講義を始めるに当たって」のなかで、共産党の84年は「苛烈な抑圧と攻撃のなかでの開拓の歴史」であったと指摘。党の幹部というのは“過去の誤り”も含め「党の歴史の全体に責任を負う覚悟」が求められると、若手活動家に“ハッパ”をかけた。そのうえで、講義をすすめるにあたって①日本の歴史のなかでの日本共産党の存在意義を、それぞれの時代ごとにきちんとつかむ、②現在の党の到達点(理論、綱領路線、組織論、国際路線など)がどのようにして形づくられたのか話す、③世界の理論と運動における日本共産党の地位と役割が、わが党の活動の実際の歴史に即して分かるようにする―と前置きして、本論にはいった。

 本論は“読んでのお楽しみ”ということにしておきたいが、不破さんが1947年に入党して以降については、その時代の経験者としての著述になっている点、また「50年問題」で発生した党の分裂や武装闘争路線のもちこみといった問題も、国内だけでなく国際共産主義運動の動きのなかできちんと整理されている点など、年表や資料も添えられており、分かりやすく読み進むことができる。

 一党員として党の歴史に確信をつかむのにまたとない著作であると同時に、多くのみなさんが共産党の真の姿を知っていただくのに格好の著作であると感じた。下巻の刊行が待たれる。

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