市長が大橋川拡幅に同意

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 25日、市議会全員協議会が開かれ、島根県から鳥取県に対し大橋川拡幅事業についての実施同意にむけた協議の申し入れがあった件で、鳥取県から意見照会を求められた野坂市長は「異存ない旨」回答するとの見解を示した。これまでの経緯を無視し、中海沿岸住民の不安の声をないがしろにして同意をしようとすることは、絶対に許されることではありません。

 同事業の同意にあたっては、鳥取、島根両県知事が交わした確認書に明記された「中海護岸の整備」「大橋川改修事業に関する環境調査」、そして「本庄工区の堤防開削」-という3条件がクリアされなければならないとされてきた。その目途がつき中海の治水や水質改善に関する懸念の解消についても、一定の担保がなされたとして、「再三にわたり大きな水害に見舞われた松江市民の皆様の心情を考えますと、大橋川改修事業の実施に躊躇があってはならない」と、米子市長は言明した。

 ここには松江市民の心情に対する“思いやり”はあっても、米子市民の不安の気持ちに向き合おうとする姿勢は感じられない。ましてや、水質改善、内水を含めた治水問題解決などの見通しも明らかになっていない段階で、国土交通省の“圧力”に押し切られる形でゴーサインを出すことは、どこを向いて行政の舵取りをしているのか、といわざるを得ない。

 この問題では、石橋議員が一般質問で取り上げることにしているが、錦織陽子県議とも連携をとって12月議会で徹底論戦していかねばと考えている。

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