滑走路が2500mになったけど

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 17日、寒気団が張り出してきた一日となったが、夕方まで市役所内での委員会審議など。ニュースを見ていたら、米子空港滑走路が2500mに延長されて、今日から供用開始、だ。

 東京便の利用客が平成20年には年間50万人になり、大型機の就航が可能になる滑走路の延長が必要―と、115億円の工事費をかけて完成した。ふたを開けて見えれば、東京便の利用者は年間40万人そこそこで、滑走路2000mの出雲空港が50万人をとっくに突破しているのと対照的。当然、大型機が就航するはずもなく、中型機就航の今でさえ搭乗率が70%以下に低迷していることを考えれば、減便の危機さえ考えなければならないのが実態だ。

 その現実を直視しないで、「ハワイ行きのチャーター便が飛ぶ」などと浮かれているなんて、まったく滑走路延長の本質を見誤った所業といわねばならない。

 私たち日本共産党は、今回の滑走路延長は「民航需要の増大に対応するものでは決してなく、軍事基地機能の強化に狙いがある」と当初から主張してきた。さっそく、米軍が施設提供を求めて、2年前に自衛隊との共用施設になった。日米安保条約に基づく地位協定によって、いまでも年間20日以内なら米軍が美保基地(米子空港)を自由に使える状態になっている。

 さらに今後、岩国に移転が計画されている米空母艦載機部隊の夜間離着陸訓練(NLP)に美保基地が使われるのではないか、という危険性も取りざたされる状況。郷土をそんな物騒なものに巻き込まれてなるものか、今日の供用開始にあたってあらためてそう感じた。

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