Wカップ一色

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 と言ってもいいくらいの26日付の新聞各紙、でした。なにしろ、「1勝もできない!」とまで酷評されてきた日本代表が、あれ?、あれっ!、という感じで1次リーグを突破し決勝トーナメントにコマを進めたのですから、浮かれる気持ちも分かる気がします。しかし、「勝てば官軍」と言うのでしょうか、今日の紙面を見るかぎりでは岡田監督を持ち上げる記事ばかり。それに、気になるのは―。

 朝日も読売も日経も、そして地元の日本海、山陰中央も1面コラムでこのデンマーク戦を題材として取り上げていたこと。1紙、2紙ならまだしも目に付く朝刊各紙のコラムがそろって取り上げるとは、何か空恐ろしい空気を感じてしまった。

 たかが、と言ってはサッカーファンに申し訳ないけど、一競技の国際大会、それも優勝したのならともかく、国外では初めてとはいえ、1次リーグを突破しただけでコラムがそろって取り上げるほどのものなのだろうか。もっとほかになかったのか!

 まさか、わが「赤旗」は―と恐る恐る目を落とすと、あっちゃぁ~、「チーム一丸の団結が呼び込んだ快挙」とあるではないか。だが、先を読み進んで少しホッとした。同コラムは導入部にサッカーを入れ込んでいるものの、本筋は国会の衆院比例定数の削減の動きの不当性を論じているから、まぁ救われるかな。

 でも、各紙のこれほどまでにWカップ一色に染まった紙面を見せられると、未明の試合であったがゆえに、いわば“一日遅れ”で提供される紙面を、いかに見てもらうかに苦心惨憺した、もっとありていに言えば読者にこびた紙面になっているような気がする。これ、うがちすぎ?

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