残念だった市民劇場の例会

TOP 

 23日夕、今月いっぱいで大ホールの使用が一時停止される公会堂でおこなわれた市民劇場の例会・加藤健一事務所公演「木の皿」を観賞。すばらしい演劇を堪能した。が、幕を閉じたあとの出演者代表のあいさつで、「この劇場最後の公演となり…」というくだりがあり、最後を締めくくる“三本締め”を会場全員ですることとなり、少なからぬ観賞者は「ちょっとまってよ!」という感じになってしまった。

 公演そのものが素晴しい内容だったにもかかわらず、最後のあいさつを聞いた少なからぬ人は「公会堂はこれで廃止なのか」と思ったのではないでしょうか。そういう強いインパクトを与えたあいさつでした。

 主催者から劇団への伝達がうまくなかったのだと思いますが、この公会堂は耐震強度の問題で今月・9月いっぱいでいったんは使用停止になってしまいますが、廃止と決まっているわけではありません。多くの市民が願っているのは、適切な補強をおこなって“山陰屈指”の文化の殿堂・公会堂を再び使えることができるようにすることです。

 そのために4万4000を超える存続署名が市議会にも提出されました。市長は、公会堂の存廃の判断をズルズルと先延ばしにしようとしていますが、繰り返しとなりますが、決して公会堂の廃止が決まったわけではありません。むしろ、“たたかい”はこれからです。

 そうした意味で、きょうの公演の観賞者に誤った認識を与えかねない最後のあいさつは、何としても残念です。

Share Button

コメントご記入欄