エコスラグセンターで調査

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溶融処理費がかさみ住民の負担が懸念されるエコスラグセンター 20日、伯耆町にある西部広域行政管理組合の灰溶融施設・エコスラグセンターに、境港市の定岡敏行議員とともに調査に赴いた。

 同センターは、米子市など2市6町1村で構成する西部広域が、各自治体などから出されるごみ等の焼却残さ、不燃物残さ、汚泥焼却残さなどを約1400度の高温で溶融し、スラグ化 して再利用、最終処分場の延命化をはかる―ことを目的に総事業費約38億円で建設され、2004年(平成16年)4月から稼動している。

 高い専門性が要するといわれる炉の運転は建設主体のユニチカに委託されているが、稼動開始から3年間の瑕疵保障期間はトラブルがあってもメーカーの責任で運転されていた。この期間を過ぎた07年度からの溶融処理費がどうなるか調べたところ、一挙に2億4850万円も増加することが分かった。この金額は、当初の実施設計段階で試算されていた額よりも3000万円近くも高くなっている点と、08年度以降はさらに高額になる可能性もあるという点の、二つの大問題を抱えている。

 アップした理由をメーカーは「運転してみたら、炉の耐火材の消耗が激しい」と言っている、という。しかし、こうなることは当初から予想されていたこと。ここの灰溶融施設は全国で3例目といい、いわば「未完の技術」、税金でメーカーの実証実験をしてやっているような代物。共産党は計画段階で、「安全性と効果に問題があり、建設費や維持管理費が非常に高くなる」という問題点を指摘し、計画の見直しを求めてきた。

 07年度の溶融処理費は、同年度から膨らむ起債分も含めると前年度比4億5000万円近くもアップする。これによる米子市の負担分も約2億円、黙っていても上がるというから、こんなムダ遣いはない! ここは事業の中止も含め、見直しを求めていくのが住民に対する責任というものではないだろうか。

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2 通のコメント “エコスラグセンターで調査”

  1. Comment by 久代安敏:

    そうです。私も3月議会で取り上げます。

  2. Comment by 岡村英治:

    3月議会では、西部地区すべての自治体(共産党議員のいる)で「こんなムダ遣い、やめよう」の声を上げていきましょう。

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