地域包括支援センター

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 26日夜、米子市地域包括支援センター運営協議会が開かれ、傍聴した。私の地元の後藤ヶ丘地域のセンターを委託されていた医療法人養和会(広江弌理事長)が「財政面」を理由として、制度が始まって1年足らずで“投げ出した”後始末をどうするか、というのがおもな議題―。

  地域包括支援センターは、①介護予防の拠点として要支援者や要介護認定1といった軽度者を対象に、予防ケアプランを作成。生活機能の維持・向上に効果がある予防サービスを実施する、②医療や財産管理、虐待などの問題について、相談窓口になったり、支援、マネジメントをおこなうなど保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーが連携し、高齢者への総合的な支援をする、③ケアマネジャーを対象とする研修会を実施するなど、地域のケアマネを支援する―の役割を担っている。

 昨年4月からスタートした制度だが、米子市内には11の中学校区ごとに民間に委託してセンターが設置されている。このうち、後藤ヶ丘校区を受け持っていた養和会が昨年11月、「19年度、委託を辞退する」と市に申し出、市は市によって直接業務ができないか検討したが、職員確保のめどが付かず断念し、校区を分割し住吉小学校区を加茂地域の社会福祉法人「こうほうえん」に、義方小学校区を湊山地域の医療法人厚生会に“吸収”させることで決着を図ろうとしている。

 出席した委員からは、「養和会は委託先の中で経営基盤がしっかりしている組織。財政面が理由なら他の委託先も同じようなことにならないか」、「単に隣接する地域に組み入れるような再編で対処するのでなく、根本的な検討が必要」、「市が直接携わることも必要」などの意見が出されたが、結局は市の方針が了承された格好。

 私が感じた疑問点は、①なぜ養和会は1年目で支援センターを投げ出したのか、②なぜ公募によらず、地域をわざわざ分割して隣接地域に編入させたのか―など。もっと調べていく必要がありそうだ。

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