「1票の格差」を考える

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 29日付の日本海新聞「『1票の格差』訴訟 数の力で押し切るのか 地方切り捨てを懸念」の記事は、地方紙ならではの視点から書かれた、読ませはじめる企画記事だと感じました。

 参院選挙での「1票の格差」をめぐる「違憲」判決が相次いでいるなか、有権者数が最少の鳥取県関係者からは格差是正となると「都市部の議員ばかりとなり、地方の声を国政に反映できなくなる」という懸念が示されている。そういった問題提起を民主、自民の国会議員、県知事、JA関係者のコメントを拾って、「格差是正」に対しての地方発の“反論”を紹介している。

 こうした視点があることを読者に提起したことは、地方紙として大切な役割を発揮したものとして多いに評価したいもの。ただきょうの記事は問題の導入部に過ぎない。これでチョンというわけには行かないだろう。今後はさらに、学者などの専門家の意見を付け加えて深みを増した企画に仕上げてもらえれること、もっと突っ込んで言えば、ではどのような選挙制度がいいのか、衆議院と参議院の使い分けを含め地方の視点で問題提起をしてもらえることを期待したい。

 地方の声を拾っただけとなった初回の企画ですが、まだまだ第2段、第3段と続くものと期待し、わたし自身「1票の格差」を考えさせる糸口となったこの記事、大きな刺激を受けた記事でしたので、紹介しました。

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