熱くない“お灸”

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 27日、市議会3月定例会の最終日で、修正された予算案は筋書き通り粛々と可決された。それでもサッサっというわけにいかないから、本会議が終了したのは午後8時過ぎになってしまった。

 最大会派の持ち出してきた原案否決の理由の「補正で対応が予定されている見込み額については、当初予算に盛り込むべき」という主張は、そもそも無理がある。昨年度までは補正で対応してきたことだし、とりたてて問題視されてきたことでもない。

 いわば今回の全会一致という否決は、多くの市民の市長の姿勢に対する批判を底流に、最大会派としてのメンツをかけた市長に対する“造反劇”といったところだろうか。だから、全会一致の否決を受けてマスコミが「実質的な市長不信任だ」と書きたてても、市長自身はどこ吹く風。最大会派が落としどころをどこに持ってくるかは、先刻ご承知といった様相だった。

 議会最終日には、助役が総務省に帰ることによる後釜の副市長に行政改革推進監の角博明氏を選任したが、私たち市議団は選任同意について退席(棄権)という態度を取った。中央や県からの天下りや“腰掛け”の人事については、「賛成できない」と、従来から棄権する態度を取ってきた。角氏の場合は、市職員生え抜きであり、その点では問題はないわけだが、今議会で最大の問題となったゴミ有料化や下水道使用料引き上げ、使用料・手数料の値上げなど一連の市民負担増推進の行革路線の“旗振り役”を果たしてきたのが行革推進監である角氏だった。

 いわば、市民に負担増を押しつけた“A級戦犯”。そういった角氏を「結構ですよ」と選任同意するわけにはならない、これが私たちの結論です。

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コメントが1通 “熱くない“お灸””

  1. Comment by sada:

    いろいろ大変な3月議会でしたね。ごくろうさまでした。
    錦織県議誕生へがんばりましょう。

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