「増補版 まんが原発列島」

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まんが原発列島 米子市立図書館にリクエストしていた本2冊が入荷し、さっそくそのうちの1冊を読んでみました。「増補版 まんが原発列島」(柴野徹夫作・安斎育郎解説・向中野義雄画、大月書店)は1989年5月に刊行され、今年4月に増補・改訂され復刻されたものです。

柴野さんは1970年代から新聞記者として原発に向き合い、福島や福井、静岡などの“原発銀座”で取材を重ね、原発問題にこそ貧困、エネルギーなど日本の諸問題が凝縮していると実感。83年、「ルポ 原発のある風景」(未来社)を著し、それをベースに劇画化されたのが本書。

物語は、業界紙の女性記者が原発担当に回されたところから始まりますが…。電力会社のマスコミを取り込んだ隠蔽体質、過酷な原発労働者の実態、自然豊かな入り江での原発立地探し―など、柴野さんの取材が生かされた展開となっています。

復刻にあたって柴野さんは「原発依存、きっぱりやめるとき」と強調しています。一読されてみてはいかがでしょうか。

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