C-2の騒音“暫定”数値

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 21日夜、市役所からのメールが届いていて、航空自衛隊美保基地への新型輸送機C-2配備に関連して、地元説明会を開いた際、住民から「騒音のデータもなしに納得せよとは言語道断」との批判を受けて、防衛省中国四国防衛局が約束していた騒音暫定値が公表された、と。それによると-。

 C-2が試験飛行を繰り返している岐阜基地で、美保基地に現在配備されているC-1との比較をおこなった結果、離陸時においてC-1は101.0デシベル、C-2は91.8、着陸時においてC-1は101.2、C-2は92.4-と、いずれも現行機種の騒音を数値上は下回っている、という結果だったようだ。

 防衛省としてはこれで「うるささ度としては現行機種を下回ってるんですから文句ないでしょ」と言いたいのかもしれませんが、とんでもありません。いずれの値も90デシベルを上回っているわけですが、これは「怒鳴り声」「地下鉄の車内」にさらされている状態だと言います。ちなみに、100デシベルだと「非常にやかましい」「電車のガード下」の騒音レベルだそうです。

 ましてや美保基地とは環境のまったく違う岐阜基地で暫定的に測定した数値に過ぎません。美保基地周辺の住民にとってどんな騒音を撒き散らすのか、現場で測定、住民に体感してもらわなくては実際のところはわかりません。

 輸送能力、航続距離がC-1と比べて格段とアップするC-2の配備計画です。アメリカの軍事戦略に組み込まれた自衛隊が海外派兵、朝鮮有事という事態に対応する輸送機としてC-2を位置づけており、美保基地をより危険なものに変質させる動きとなっています。絶対に許すわけにはいきません。

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