中国からの引き揚げ描く漫画展

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米子図書館で開かれている漫画展 3連休初日の23日(金)、米子市立図書館で開かれている「中国からの引き揚げ~少年たちの記憶」漫画展(日本中国友好協会米子支部主催)に足を運んできました。旧満州の夕陽、命からがらの逃避行…、赤塚不二夫、ちばてつやなど著名な漫画家が少年時代の引き揚げ体験を描いています。

 同展は、昨年から引き揚げ65周年、日中友好協会創立60周年を記念し、全国巡回展として取り組まれています。赤塚、ちばや北見けんいちら引き揚げ体験を持つ12人の著名な漫画家が少年時代の記憶をもとに二度と悲惨な戦争を繰り返さないためにも若い人たちに伝えたい―との思いから描いた作品に、漫画評論家の石子順氏が解説を加えています。

 子どもの頃の中国での暮らしぶり、敗戦時の命からがらの逃避行、大きくたくましく見えた引き揚げ船など計52作品が、見る者に当時の状況を訴えかけています。作者の一人ちばさんは「戦前の中国大陸での楽しかった記憶、そして、戦後の恐ろしい、辛い、悲しい記憶たちはいつもはボクの心の奥の深い底の方に静かに沈んでいる。でも、何かを語ろうとしたり、描こうとしたりすると、心の底の重い澱みがゆったりと動き出し盛り上がって表面に現れてくる。」と語っています。

 同展は25日(日)まで同図書館で、また26日(月)から29日(木)までは米子市役所ロビーで開かれます。入場無料。

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