ベトナムへの原発輸出

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 1日の新聞では、一般紙では来日しているベトナムの首相と野田首相がベトナムでの原発建設計画に対する日本の協力を推進していくことで合意したことを報道。一方、わが「赤旗」では志位和夫委員長とベトナム首相が会談し、両党間の理論交流などが進展していることを確認しあったことを報じていた。そして、原発輸出問題について―。

 志位委員長は「ベトナムのエネルギー政策はあなた方の主権に属する問題」とことわりつつ、日本の原発政策についての日本共産党の見解を率直に伝えた、とあった。いまの原発技術は本質的に未完成で危険なものであること、いったん重大事故がおきれば制御不能な甚大な被害が生じること、さらに日本の原発がアメリカから輸入したものをコピーしたもので、事故対処も独力ではできないことなどを説明し、「日本では事故後、原発の新増設は事実上できなくなっています。自国では危なくて造れないものを他国に輸出することがどうして許されるでしょうか。危険をお伝えするのは、同志として、共産主義者としての義務だと考えて話をさせていただきました」と志位委員長が述べたという。

 率直に事実を伝え合う、ここに共産党の真骨頂、真の外交のあり方を見たような気がする。

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2 通のコメント “ベトナムへの原発輸出”

  1. Comment by えまのん:

    ベトナムは日本以外にも、ロシアからも原発輸入ですよね。
    日本が2基、ロシアが2基の計画だったかと。

    ベトナムに原子力発電以外の選択肢を提示してあげるのが、本筋じゃないんでしょうか?
    ベトナムは日本と違って、石油、石炭資源はあります。でも、それでも追い付かないから、安定した電力供給源に原子力を選択したのではないのでしょうか?

    他に手段が無いのならば、ベトナムには「発展するな」と言い渡すか、原発の技術を提供するか。このどちらかになるんじゃないんでしょうか?

    それとも…
    日本の原子力発電技術は未熟だが、ロシアのなら安全…とでも?
    同じ共産主義者のようですし。

  2. Comment by 岡村英治:

    えまのんさん、コメントありがとうございます。ただ、ロシアは共産主義者が権力を握っている国家ではありませんね。政権与党は中道右派とみなされている統一ロシアという政党だそうです。

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