「横一線」なの、それとも「維新の会圧勝」なの?

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 22日付の日本海新聞1面、吉岡利固社主兼社長による「日本海発ザ・論点 橋下・松井コンビ 『維新』が圧勝の勢い」との記事を読んで、正直“あれれれぇー?”と思いました。だって、同じ日本海の前日の21日付22面「大阪ダブル選 政治決戦の秋」では、「ラスト1週間 秋の陣 横一線 舌戦ヒートアップ」とあったではありませんか―。

 たしかに、吉岡さんの「論点」では週末にかけての「大手マスコミ世論調査」を引いて、「橋下市長、松井知事で維新の圧勝」という論を展開しています。若干のタイムラグがあるので、同紙が情勢認識を改めたとしてもそこは文句は言えません。

 しかし、です。前日の紙面で「横一線」としておきながら、一日後には「「圧勝の勢い」というのですから、読者はたまったものではありません。そこには、自身の紙面に対する確信を投げすて、いわゆる大手マスコミに身も心も頼り切った哀れな姿しか見受けられません。

 いや、そうではない! 社主自らによる確かな情報によって「圧勝の勢い」を確信したからこう書いたのだ、というのであれば、その論拠を紙面全体で示してほしいものです。

 それにしても吉岡社主が最後に「ここで、橋下氏というある種の劇薬を大阪の街づくりの基軸に選ぶなら、府民が自らの選択結果に最後まで責任を持つべきだ。くれぐれも『こんなはずではなかった』と後悔しない一票を投じてもらいたい」とあるのは、ある種、暗示的ではないでしょうか。

 「独裁の橋下さんを選んだんだから、あとはどうなってもあなたの責任ですよ」-。そんな最悪の結果にならないよう、“反ハシズム”統一戦線を強めていきましょう。

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