自死(自殺)予防対策の充実を

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天笠崇さんの著作 最近読んだ「救える死 自死のない社会へ」(新日本出版社、1500円)で著者の天笠崇さん(精神科医、現在代々木病院精神科勤務、過労死・自死相談センター運営委員)は「命を救う社会システムの構築を」と主張しておられます。

 同書に触発されたわけではありませんが、12月議会で私はこの問題を取り上げることにしています。きょう(28日)は朝早く米子を出発して、鳥取市にある県自殺対策情報センターを訪ね原田豊所長からお話を伺ってきました。

 1998年から毎年3万人を超える国民が自ら命を絶っているという厳しい現実。鳥取県でも200人(2008年)、157人(09年)、160人(10年)とここ数年でも多くの尊い命が失われています。

 「交通戦争」と呼ばれたとき、年間死者が最高の年で16,765人(1970年)をピークに1万人を超える年が続きましたが、道路環境の整備やシートベルト着用の徹底、飲酒運転の根絶などハード、ソフト両面による安全施策の普及で、ここ数年の死者数はピーク時の3分の1程度にまで抑えられています。

 近年、交通事故による死者の6倍もの国民が自死している現実。06年に自殺対策基本法が制定され、行政もやっと重い腰をあげ始めています。天笠さんはそのことを指摘し、「自死を防ぐために税金の使い道を変える」ことを提唱しています。私もそうした観点から質問で取り上げて見たいと思います。

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