幽霊は何のためにこの世に出るか

TOP 

 29日、米子市民劇場例会、劇団NLT公演「嫁も姑も皆幽霊」を観賞。心のそこから笑い、そして人と人との交わりってなんだろう、って考えさせられた。

 とにかく、こんなに芝居がおもしろいものなんてと、久しぶりに感じさせてくれた舞台だった。4代続いた和菓子屋の若旦那、そして今は売れっ子の恋愛小説家。再婚して18歳も若い妻とウキウキ気分だが、そこへ2年前に亡くなった先妻、1年前に亡くなった実母の幽霊が相次いで出現し、てんやわんやの騒ぎに…。

 何のために幽霊となってこの世に現れて出てきたか、二幕目になるとコミカルな中にもしんみりと考えさせる展開に。「演劇って、こういう舞台があるから足を運ぶ甲斐があるってものだな」と、心地よい気分に浸りながら家路につくことが出来た。

Share Button

コメントが1通 “幽霊は何のためにこの世に出るか”

  1. Comment by 林檎:

     ありえないことなのですが、舞台の上で繰り広げる、人と人(?幽霊?)の心の通い合いの中には、真の情があり、日常というベールを脱いで迫ります。今日の迫り方はじんわりやさしかった。後味良い芝居でしたね。
     この歳(?)になると、こっちとあっちの境が薄くなるというのか、垣根が低いというのか、あの舞台の雰囲気に変に馴染めたのが、おかしい。
     

コメントご記入欄