なぜいま、「緊急事態基本法」なのか

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 27日、長かった3月定例市議会も最終日。議案や陳情などに対する討論がおこなわれ、私は「『緊急事態基本法』の早期制定を求める意見書提出を求める請願」、「米子市民自治基本条例案を可決しないことを求める陳情」などについて、討論に立ちました。

 それにしても、なぜいま「緊急事態基本法」なんでしょうか。8年ほど前に国会において、自民、公明、民主の各党が合意して制定を目指したものですが、憲法で保障された国民の権利を大きく侵害する恐れがあることから、世論の反対で今日まで制定に向けての動きは封じ込められてきています。

 昨年の3・11の災害に乗じて、また北朝鮮のミサイル、尖閣諸島問題などを並べ立て、国際勝共連合などが街頭で宣伝活動するなど右翼的潮流が全国的に制定への策動を強め、昨年秋以降、各地の地方議会でこの手の請願・陳情が出されてきました。

 米子市議会に提出されたこの請願もこうした流れの一環だと思われます。米子市議会で請願は採択となりましたが、その危険性を広範な市民、国民にその危険性を知らせていかねばなりません。有事にかこつけて、国民に情報を隠したり、権利を制限しても構わない―、こんな社会に後戻りさせてはなりません。歴史の逆行を許さないたたかいに力をお貸しください!

 それにしても、私が討論の中で「「北朝鮮のミサイル問題などは、6カ国協議などを通し平和外交をすすめることが解決の道…」と述べたくだりで、保守系議員らから「何を甘っちょろいことを言ってるんだ」と言わんばかりの嘲笑が浴びせられました。悲しいことです。世界の歴史の流れがどうなっているのか、知見が問われる局面だと感じました。

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