保育所在り方検討会

TOP 

 30日夜開かれた「第3回米子市保育所在り方検討会」を傍聴した。雑談会のような議論を最初から最後まで聞かされ、会場となった市役所を出てどっと疲れが出た。

 同検討会は、市立保育園の民営化を狙う米子市が、保育のあり方を論議しようと昨年設置。先行して来年4月から実施することとしている給食調理業務の民間委託問題の調整もあって、第2回検討会以来9ヵ月ぶりの開催となった。

 2回目までの検討会では威勢良く民営化に疑問の声を上げていた委員も、この間の調整の“成果”があってか、すっかり牙をぬかれたような発言。給食調理業務の民間委託について、来年4月に向けた取り組みが報告されたが異論もなくすんなりと議論が収まってしまった。

 また、引き続いて議論された「公立保育園の今後のあり方」についても、「(民営化によって)浮いたお金は保育サービスの向上に使われるのか?」といった程度の民営化前提の議論。「民営化のメリットを前向きに考えていかないと保育園にクーラーもつかない!」などと、まったく説得力のない話に終始した。

 会が終わって傍聴した何人かで感想を出し合ったが、保育研究者などを交えた専門的な知見がまったく見られないことからくる限界が、この検討会を実りのないものにしているのではないか、という点で意見が一致した。

Share Button

コメントご記入欄