「陳情」だけだと「議題」に載せない!

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 16日市議会議員定数・議会改革等調査特別委員会が開かれ、策定作業を進めている「議会基本条例」について検討すると同時に、会議規則などの見直しもおこなっています。そこで、住民からの陳情の扱いに対して“後退”といえる内容の議論も出されています。

 米子市議会では、一定の様式を備えていれば住民からの陳情は、紹介議員を必要とする請願と同様に正式の議題として取り扱われることになっています。そこのところを会議規則を「陳情書又はこれに類するものの取り扱いについては、議長は、議会運営委員会、各常任委員会等の委員に配布する。 2 議題に供する場合は、議員提出の請願の取り扱いとして処理するものとする。」(案)のようにしようというのです。

 つまり、陳情そのものは委員に配布するだけ、採択・不採択を決する議題にするには議員が間に入って「請願」の形にしなさいよ、というものです。議会として陳情内容をストレートに受け止めることをやめ、住民の陳情する権利を狭めようとするもので“住民に開かれた議会”に逆行するものと言わなければなりません。

 「山陰両県の議会でこういった陳情の取り扱いをしている例はあるのか?」との私の指摘に、「鳥取市がしている」との答弁がありましたので、同市議会の関係者に実態を詳しく聞き取りしたいと思います。

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2 通のコメント “「陳情」だけだと「議題」に載せない!”

  1. Comment by N:

    以前全国的な仕事部署にいたときですが、けっこう多くの議会が陳情より、請願が多かったようです、しかし請願は住民がなかなか気楽に出せない、議員に取り付けるのが大変で、良いのか悪いのかと議論になりました。
     米子が請願でなく陳情を同等に扱うような歴史が確かあったと記憶しています。が????調べてみてください。
     陳情形式は市民が気兼ねなく出せる米子市議会の良き伝統、このことを議員は誇りにすべきと思います。
    なぜ今になって問題にするのか、その事こそ議論すべきではないでしょうか。

  2. Comment by 岡村英治:

    Nさん、ご指摘ありがとうございました。他市と比べるのと同時に、米子市議会の歴史的経過を調べることも重要ですね、なんで今があるのか―と。

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