視察の合間に…

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夕方の靖国神社境内 28日から30日までの視察日程で、二日目の29日は午前中に杉並区役所をお邪魔した後、午後から参加者は自由行動に。「何かの機会に…」と思っていた都内の何ヵ所かを見学してきました。

 ちひろ美術館正面にて長女とともにまずは、杉並から近いちひろ美術館(練馬区下石神井)。信州・安曇野にある施設には4年前の夏、妻と二女と3人で訪問したことがあり、「一度は“本家”も」という思いがかなった形。その日は夕方からの勤務という長女の案内で、じっくりと鑑賞させてもらいました。

案内してくれた職員の方と本部ビル受付にて その後は、長女の勤務先の「赤旗」編集局と近年新しく建て替えられた党本部ビル(渋谷区千駄ヶ谷)の見学。案内の人が付きっ切りで各階を見せていただき、全国の党員や支持者に支えられ立派な建物になったのを見るにつけ、そこを拠点にさらに頑張らねば、との思いを新たにしました(その時だけですけど)。

 そして夕方からは、小泉首相の参拝で世界から注目を集めている靖国神社(千代田区九段北)。かなり遅い時間帯にもかかわらず、大型観光バスが10数台も駐車場にとめてありました。問題の「遊就館」は5時半が閉館時間となっているため滞在が1時間もなく、駆け足での館内見学となりましたが、映像や展示物を見ても、戦争で亡くなられた方や遺族の方々の“思い”(語られていることが本心かどうかは確かめようがないですが-)やABCD包囲網などでやむにやまれぬ戦争だったという“靖国史観”の立場からの表現はされていますが、日本によるアジア諸国に対する一貫した侵略の歴史や、侵略を受けた側の苦難の実態、そして国内でも反戦の動きがあったことなどまったく触れられていません。ましてや、多くの国民を死に追いやった当時の指導者に対する責任など、ひとかけらもないということを実感させられました。

 長女(左端)と二女(右端)らに囲まれる私(中央)なお、視察初日の夜には、委員会のメンバーで夕食を済ませた後、東京にいる長女、そして大学のクラブ合宿最終日でたまたま東京にいた二女らと久しぶりに会って、楽しいひと時を過ごしました。

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2 通のコメント “視察の合間に…”

  1. Comment by 林檎:

    ちひろの絵に接すると、涙があふれます。どこまでも優しい愛に包まれてると感じるからでしょうか。「人は良いことをする時、その手が気持ち良く伸びるでしょう?」というブレヒト「セチュアンの善人」の台詞のも通じる、人を信頼する気持ちを思い起こします。まさに戦争をする思想と対極にあるものです。「ちひろ美術館」また行きたいな。

  2. Comment by 岡村英治:

    林檎さん、コメントありがとうございます。「ちひろカレンダー」を見て日々親しみを抱いている絵ですが、美術館を訪ねてみてちひろの世界の奥深さを感じることができました。売店で今年7月に刊行された「ちひろの絵のひみつ」(ちひろ美術館編、講談社)を買い求めました。

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