9月定例議会最終日

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わが家の庭に咲くフヨウの花 4日から始まった9月定例市議会も27日がいよいよ最終日。民間委託にかかわる来年度からの債務負担行為の補正予算に関して、いわゆるダブルコスト問題でゆれた今議会だったが、締めくくりの今日(27日)もこの問題で波風がたった。

 ちなみにこのダブルコストというのは、経費削減を名目に民間委託を導入しておきながら、民間委託の対象とされた調理士や廃棄物収集運搬業務従事者といった現業職から一般事務職への配置転換希望者が当局の予測より多かったため、その穴埋め分だけ委託費用がふくらみ、結果としてここ数年は削減効果額を上回る委託費となってしまう―と、共産党以外の議員が主張した議論。

 最終日の本会議で修正予算が可決されたが、会派新風が持ち出した修正部分は、債務負担行為によって来年度からの民間委託が計画されていた学校給食、保育所給食、廃棄物収集運搬の3業務のうち、廃棄物収集運搬の民営化のみを2年先延ばしにして、その分の委託費の“圧縮”を図るというもの。

 「じゃあ、残りの2業務についてのダブルコストには目をつぶるのか」という会派未来からの批判に対して、新風が持ち出してきたのが「経費節減にいっそう努める」とした付帯決議だ。「来年度からの2業務の民間委託は認めるけど、なるべくダブルコストは減らしてね」という、当局に対する要望をつけた格好にしただけの、いわば手前勝手な作文。

 そもそも付帯決議というものは、国会などで重要法案を可決するために「野党の意見も取り入れましたよ」という体裁を整えるための、いわば与野党間の駆け引きの産物として機能する。だから、付帯決議に実効性をもたせようとするのなら、少なくとも各会派による事前の擦りあわせがあって当然だ。

 ところが今回の付帯決議、新風とその同調会派だけによって作られたもので、当日朝の議会運営委員会で突然に持ち出された“不意打ち決議”。各会派の合意を得られるものとは程遠く、ましてや民営化推進を前提とした文章になっていることもあって、当然のことながらわが党市議団は決議の採択に反対を主張した。

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