美保基地の米軍との共用化、事実上“失効”

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先週の金曜日14日、6月定例会での質問戦に臨みましたが、私が取り上げた質問の柱の一つに「航空自衛隊美保基地の基地機能強化に反対する」という問題がありました。大阪八尾空港の例をあげて、美保基地でのオスプレイ訓練受け入れに反対するよう市長に求めた中で、同基地が米軍との共用施設になっている問題を取り上げました。

これは、2007年に美保基地が日米地位協定第2条第4項(b)の適用施設・区域とすることを日米合同委員会で合意され、その後閣議決定された問題です。年間20日以内なら米軍機の基地使用を認める、という内容となっているもので、実際その年に日米合同訓練で米軍輸送機が飛来しました。

ところが2年後の2009年に、滑走路が2000mから2500mに延長されたわけですが、その時点で日米合同委員会で合意された米軍機が使用できる「土地、建物、工作物」とは異なる状況が発生したことになったわけです。

議会質問で私が、「共用化を決めた合意内容については効力を失っているのではないか」と当局の認識をただしたのに対し、担当部長は「(米軍機が基地を新たに使用するに際しては)追加の決定が必要」との中国四国防衛局の見解を示しました。

そのことを今日(17日)、担当部長に確認しましたが、「閣議決定そのものは生きているが、実際米軍機が使用するとなると、滑走路延長部分の500mを使わない、ということはできない」「滑走路を使おうとするなら、延長部分を含めた追加決定が必要」とのこと。事実上、美保基地の「施設の米軍との共用化」は“失効”しているとの認識を示しました。

今後は、新たな追加決定をさせない取り組みが求められます。

写真は、日野町の人からいただいた自家製のサクランボ

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