中海架橋の費用便益比1.04、それでもやるのか!

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6月定例市議会も昨日(19日)で質問戦を終え、明日から委員会審議。きょう(20日)は委員会で審議する予算案などについて資料に目を通したり、先日の質問戦で使った資料の整理をしたりして一日を過ごしました。

でも、資料を整理する作業の中で、改めて「中海架橋って本当に必要なのか」との思いを強くしました。鳥取・島根両県に接する中海に橋を架け、島根県安来市・米子市間の交通の流れをよくしようと、経済界を中心に20年ほど前から持ち上がった話。

1993年(平成7年)時点に試算された事業費概要で、4車線、橋梁延長630mで事業費は87億円。費用対効果という点では、総便益を総費用で割った費用便益比、いわゆるB/C(ビーバイシー)は1.04、という事業です。

そのころ、私は新聞社の安来支局にいて、建設促進の動きを取材した経験もあるんですが、当時は島根県東部から鳥取県西部を今通っている「山陰道」などもまだなかった時代。渋滞する国道9号、米子市街地を迂回して島根側から米子空港に行ける、などという経済メリットが強調されていました。

その計画を促進しようと、いま新たに国に働きかけていくことが市長から示されたわけです。時代は変わり、車の流れも大きく変わってきています。それに、これからの人口減少社会を迎えるなかで、車も減ってくる―、そうした状況が目に見えているのに、です。

費用対効果という点でも、いまはじけば果たして「1.04」(この数字自体、けっして高くない!)あるのか。事業費が87億円で国が事業をするといっても、国民の税金。社会保障を次々と削っておいて、それはないだろう!と思うのです。

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