山田兼三さんとの一日

 

2009_0328_011325-山田兼三 

31日より兵庫県佐用町の山田兼三さんが市議選の応援にきてくださっていて、

今日は一日私と石橋ブロックの中を、8回の街頭宣伝、2回の「つどい」に参加いただきました。

共産党員としては、日本で初めての町長となり、佐用郡の4町合併前の旧南光町で、7期25年町長をつとめられた方です。

佐用は私の父の故郷、そして妹の住む町で、

個人的にもお世話になっています。

静かな優しい語り口で話される、南光町の町民主体の町政。

貧しい財政破綻寸前の町の立て直し。

ずっと前から中学校給食も実施し、中学校卒業までの子どもの医療費の無料化も、

佐用町になってから実ったと。国保は一般財源を繰り入れて、ひとり2万円ひきさげた。

ひまわりを、国の休耕田対策の交付金を活用して休耕田に植え、

ひまわり畑で観光客を呼び、ひまわりは花のあとは休耕田の肥やしとなる、

何も産業のない町の町おこし。

町民の健康は病気の予防から、「80才まで自分の歯20本残し健康に暮らす」という

8020運動の創始者。

財政力の小さな町、破たんしそうな町でも、

住民本位の町政にひとたび切り替えれば、工夫次第でなんでも出来る、

交付金も活用を真剣に考えて、それまでの町政よりずっと多くとった話。

住民主体の町政の目に見えるようなお話と、

いつでもまわりの人を気づかう、謙虚で丁寧な山田さんの姿勢に、

襟をただした、今日の私です。

夜の地元崎津5区での「つどい」には、5人の党外の地域の方を迎え、

一番話題になったのが、地元に商店がない、バスなどが不便という問題です。

年とって車にのれないようになったら買い物に行けないという、

毎日の暮らしの中での、おそらく一番の切実な問題であることを、

改めて感じました。

民主党のふたつの顔、鳩山首相、小沢幹事長辞任のニュース、宣伝カーで移動しながらききました。

市民の受け止め方、「驚くことではない、今ごろになってか。」という反応のようにおもえましたが。

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