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子どもの絵を描く喜びが炸裂ー「ゾウゾウのちから展」

2016_0719_163431-IMG_71422016_0719_163833-IMG_7147先日お勧めの「ゾウゾウのちから展」ー玉井詞(たまい・つかさ)絵画教室作品展、最終日に駆け込みました。

建設会社の依頼で長~いブロック塀に描かれた作品の写真もありました。

子どもが楽しくって走り回っても、とがめられない美術展です。

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今年のわたしのお気に入りは、これ。国宝松江城が笑ってるじゃありませんか。

そして、この暴れん坊の龍。2016_0719_163741-IMG_7145

「ゾウゾウのちから展」

2016_0705_063706-IMG_69802016_0705_063600-IMG_6977今年も、たまいつかさ自由画教室の作品展が開かれます。

玉井詞(たまい・つかさ)さんは米子市在住の絵本作家。私の米子西高の後輩でもあります。

数年前訪れた米子市美術館で、この玉井詞さんの絵画教室の子どもたちの作品展に出会い、びっくり、大喜び。

子どもたちの絵を描く喜びが爆発しています。

今年の作品展を待っていたんです。

米子市美術館の第4展示室、入場無料、7月15日(金)~19日(火)10:00~18:00(最終日のみ17:00)

休憩中ー今読みかけの本、「脊梁山脈」など。

2016_0106_091236-IMG_6035午前中に仕上げなければならない原稿(パソコン仕事)がふたつ、今日中の仕事が二つあるんですが・・・。その間に会議ふたつ。でも、ちょっと休憩。これ今の机の上、読みかけの本の顔ぶれ。横にあるカバーをかけて持ち歩きます。一番上の「脊梁山脈」、タイトルに惹かれて読んでいます。知らない著者。初めての人と知り合って行くような感じで読んでます。2016_0106_091132-IMG_6032

「母と暮らせば」ー観てきました

2015_1214_212614-IMG_5975山田洋次監督の「母と暮らせば」を観に、夜の映画館に走って観てきました。

井上ひさしさんが書きたかった長崎の原爆の「母と暮らせば」、井上さんの娘さん麻矢さんの依頼に応えて、山田監督は「生涯に一番大事な作品をつくろう」と、この映画に取り組まれました。

父親の幽霊と語ることで、一人生き残った後ろめたさを振りきって前向きに歩きだす娘を描いた「父と暮らせば」。「母と暮らせば」は息子を失った母が、その息子の婚約者を新しい人生へと押し出していく話しです。井上作品とは違う味わいだけど、やっぱり泣きました。ハンカチ手に持っててよかった。

そして長崎の急な坂道の家、坂の上の上、山のてっぺんにある墓地、ケロイドのマリアの首のある大浦天主堂、平和記念像、かわいらしい長崎弁―など好きな長崎と、吉永さん演ずる母の着物姿(こんな風に普通に着物を着たいんだよね。)など、味わいました。

加藤健一さんのヘンな「上海のおじさん」は寅さんそのもの、いや生活力は寅さんよりずっとあるようですが。このおじさんの存在感が、強く印象に残りました。

「やなせたかしの世界」展の安来市加納美術館へ

2015_0806_205039-加納美術館・やなせたかしアンパンマンーあんまりカッコよくはない正義の味方。あんぱんの顔を汚されたり、ひもじい人に食べさせてあげたりして、直ぐによたよたになりながら、新しい顔をつくって貰うとエネルギーが充填されて再び人を助けるアンパンマン。そして敵なんだけど憎めないバイキンマンが好きです。

加納美術館ー安来空億出雲に向かう山の中の小さな美術館を初めて訪ねました。

アンパンマンもちろん嬉しい。子どもさんが遊べるようにしてあるから、夏休みお勧め企画。

それもさることながら、静かなその環境にほっとしました。そしてその人の絵と備前焼などのコレクション収蔵のために美術館を建てたという加納莞蕾(かのう・かんらい)と言う人。布部村長の時代に、村民の一人がフィリピンで戦犯として裁かれ死刑になったことがきっかけで、在日フィリピン大使に元日本兵の釈放を何度も嘆願し実現した人だそうです。

平和を愛した莞蕾さんにも触れたこと、莞蕾(ほんのり膨らみかけた蕾の意)というのは人生や俳句の氏であった福島小蕾(ふくしま・しょうらい)さんにちなんだもの。その友に旦蕾(たんらいーまだ明けざる朝の蕾)さんがいたということなど、館長で莞蕾氏の四女佳世子さんが話して下さいました。2015_0806_213825-IMG_5199

少年の成長物語ー「ジャズカントリー」

2015_0225_161102-IMG_4353先日FB友達の桂子さんとのやりとりの中で、思い出した「ジャズカントリー」、ジャズ評論家ナット・ヘントフの書いた小説。晶文社刊の「文学のおくりもの」というシリーズの中にある青春文学です。
amazonで取り寄せ読み返しました。ジャズを通して自分を見出し歩き始める少年の成長の話しです。記憶していた以上に人種差別が書き込んでありました。ジャズだけに主題としっかりからみあっているんです。
これは最近知り合った某茶房に、午後ジャズの流れる、レコードだけでなく書籍も結構集めていらっしゃる店に置いてもらえないかな、と考えています。

アンパンマンのこと、「やなせたかし 明日を開く言葉」

2014_1023_214408-IMG_3870いまどきのコンビニには、本も並んでいます。

「こうして仕事に成功した」とかいう本が多いのですが、ときどき発見があります。

アンパンマンは子どもからお年よりまで、良く知られているヒーローですが、やなせたかしさんのことは、あまり存じませんでした。

「詩とメルヘン」というやなせさん編集の雑誌は、あまりに優しすぎると思って、そうそう開くこともないままに、いつかなくなっていた。

でもこの本に書かれた「正義」と「ヒーロー」に、つよく共感しました。

「アンパンマンは、世界最弱のヒーローだ。正義を行う人は強いひとかというと、そうではないと思う。普通に弱い人なんだと思う。でも、火事で子どもが焼け死にそうに・・・<中略>・・・こんなふうに、ちっとも強いわけではない。だけど、やらねばならないときには、勇気を出して戦う。それが正義だ。」「戦うときは、自分ひとりだと思わなくてはいけない。道連れをつくるのはよくない。どんな時にも責任は自分で負う覚悟が必要だ。」

こういう言葉に魅かれ、今読んでいます。

ここは赤碕、菊港(菊姫の港できくみなと)です。

県中部出会った会議の帰りが、珍しく日が高いうちだったので、2014_0818_140007-IMG_3572

大好きな菊港(きくこうとも呼ぶらしい)に寄りました。

江戸時代に千石船が出入りした港です。

「波しぶき三度笠」という彫刻のある突端に出ると、

日本海の荒波が迫ってきます。

しばらくもの思うとも思わないともなく、佇んでいました。2014_0818_140825-IMG_35842014_0818_140448-IMG_3576

今夜は赤碕の白イカを刺身にしました。2014_0818_174218-IMG_3586

夏はこれ!布ぞうり

2014_0715_085532-IMG_3408先月末、市議選で落選した直後、「赤旗」の集金に伺ったお宅で頂いたのが、1足の布ぞうり。夏は素足にこれが1番。さっそく着用しています。パジャマの足で失礼。

長い読者のOさん、選挙のお礼とお詫びを言った私に、差し出されたのがこれ。優しさ、身に沁みました。