子どもが遊べる中海へ

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中海問題等調査特別委員会が開かれ、

①国交省の浅場造成の事業、②中海のアオコ、③浚渫窪地のシンポジウムの報告がありました。

米子市は、中海の治水・水質どちらにとっても、森山・大海崎二つの堤防の開削が必要だと言い続けていますが、

それと同時に浚渫窪地の埋め戻しと、むかしはいっぱいあった浅場の回復がいるというのも、

中海の運動に関わってきた人たちの言い続けているところです。

(むろん家庭や工場からの排水の流入の対策や下水道の整備は必要です。しかし、中海は人工的な条件、干陸淡水化事業の影響が大きい。)

今、国土交通省は浅場造成に力を入れていて、まず真っ先が私の地元大崎の岸です。

すでにH17年から始めています。しかし、

国交省のしているように高い堤防の向こうに浅場ではなく、

堤防も崩し干拓地として造成した部分も削って、昔通りの地形に返し

自然の遠浅の浜が復元したい。

そこで大人も子どもも遊び、潮干狩りができるようになったら!

浅場は今でも中海にたくさん湧く、サルボウ(赤貝)やアサリなどの貝や魚を育てます。

今、川もコンクリートの護岸堤防で固めるのではなく、治水にも生態系にも、

自然に戻すのがよしと考えられるようになっています。

干陸淡水化という公共事業を初めてストップさせた鳥取県西部の住民の底力で、

あきらめず実現させたい。

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