原発、怖い。

県議選も始まり、毎日訪問や電話で、有権者の方々との対話、対話です。              2011_0329_105159-PAP_0092

よくある対話例。「 」は私、『 』は相手の方。

「県議選のお願いなんですが、でも、この度の地震、えらいことですが。」

『ほんとに選挙なんかやってる場合かな。』

「ええ、そう共産党は言って、政府にも他の党にも延期しょうや~と云ったんですが聞いてもらえんでね~。で選挙あるなら頑張らんと、これからの4年間に責任がありますが。」

『・・・(無言)』                                                               2011_0329_105220-PAP_0090

「まず、あの震災からの復興、これはもう日本中が一致協力して取り組まんといけませんね。」

『そげですね。あんまり酷い被害ですもんね。新聞読んでも涙がでる。』

「それにはガイなお金も要りますけど、かといっても増税されても庶民が絞りだせる額は知れていますが。」

『いやあ、募金はあちこちでしてるけど、増税は困ります。』

「共産党は<救援復興国債>を発行して、内部留保のある大企業に買ってもらうのがいいと提案しています。こんな時だから、力のあるところに力出してもらって。」                                                    2011_0329_105259-PAP_0089

『そげしてほしいですわ。』

「それにつけても、原発怖いですが。島根原発が近いし。」

『いやああげに怖いもんだとは知らんかったわ。無知でした。』

「安全性に問題があるとは言ってきましたが、あんなに毎日福島原発の惨状をみせられるとね~、まあ恐ろしくてね~。」

しばらく、福島第一原発の話。島根原発の活断層の話。県議会の「島根原発耐震強化」の陳情、市議会の意見書決議の話。2011_0329_105437-PAP_0086

『協定よりなにより、もうなくしてもらうよりないですわ。』

「そうなるように頑張ります。(志位和夫委員長が管首相へ原発政策見直し、特に新しく14基原発を造るのを中止すべきという申し入れに対し、管氏が「見直しも含め検討する」と答えた話。)」

ほんとに原発への不安と恐怖、手を打てない政府への不信、失望が広がっている。

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「原発、怖い。」への2件のフィードバック

  1. 3月27日、ドイツで選挙があって、脱原発の党が飛躍しました。
    事故が起きたら密閉するまでに十数年の年月がかかります。
    会社が機能不全状態では更に混乱をもたらしてしまい、
    手が打ちようがありません。
    初動体制が致命的になりました。

  2. そうですね。東電と原子力保安院のいうままで、手を打つことをしない日本政府に対し、国民の失望もありますが、海外からの非難の声が上がっていますね。今でも冷静な行動をといいいながら、正しい知識を提供しない国にたいして、国民は不安でいっぱいです。原子力の専門家が政府に事態をこれ以上悪くしないために「緊急建言」をされました。政府は即刻この専門家たちの力を総結集すべきです。「緊急建言」を、4日づけblogに載せました。見てください。

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