新俳句人連盟・瀬戸内句会

倉敷で開かれた新俳句人連盟の瀬戸内句会に参加しました。2011_0424_145909-CA390173

中四国、九州、近畿から約60名が参加。

「大震災・原発」「倉敷」がテーマでした。

句会での高点句を紹介します。

      牛飼いの「避難はできねえ」村おぼろ         

                 大森恒夫(岡山)

      みちのくにみんな向いてる鯉のぼり           

                 大坪光恵(岡山)                    2011_0424_133534-CA390166

      行く春や吸える空気のなくなる日            

                 砂方邑子(兵庫)

      語る背も聞く背も昭和瀬戸春愁             

                 鈴木  映(滋賀)

      父母消えし海睨む子や涅槃西風            

                 鈴木山明(兵庫)

 私の句は次のに2点だけ頂きました。

      「樋あせい」の敷石ロウセキ日永かな           よし枝                        2011_0424_134455-CA390169

  樋あせい(ひあせい)というのは、倉敷の言葉、樋と樋がぶつかるような小さな路地のことです 倉敷という町への挨拶句です。

★写真(上)は美観地区で祝言の白無垢の花嫁さん、(中)の奥に見えるのが「樋あせい」、(下)は少し広い路地。

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「新俳句人連盟・瀬戸内句会」への1件のフィードバック

  1. よし枝様

     瀬戸内句会おつかれさまでした。
     よし枝さんの一句を「新俳句人鳥取」に締切後の句としていただきます。

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