28日兵庫県佐用町で水害被災者の鎮魂を願う大合唱「レクイエム」が行われました。
作用は人口2万人の小さな町ですが、
2年前の水害で20 人の犠牲者を出し、今なお2人の行方がわかりません。
「レクイエム」はドキュメンタリー番組として昨夜近畿地方では放映されました。
一部インターネットでも紹介されています。下記のところでどうぞ。
http://www.mbs.jp/voice/special/201108/30_830.shtml
2年前決壊した川は、5年前に一度決壊し直したばかりの同じ個所が破れました。
近年わが国の防災予算と災害復興予算は大きく削られており、
(東日本大震災の今年からはそうはいきませんが)
河川の復旧はあってもさらに補強する工事とはならないといいます。
こんな政治を許しておいてはいけないんです。
記事の中の鍋島は私の妹で、作用は父の故郷。
2年前私も水害直後の作用に手伝いに行きました。
取っても取っても床下から溢れてくる、拭いても拭いても床の表面に浮き出てくる、
泥との格闘の日を思いだします。