今夜は昨日(淀江公民館)から始まっている、
議員定数の市民意見交換会に、福米東公民館へ出かけました。
18,9人の市民の参加があり、9人の議員定数・議会改革特別委員会の議員と、
事務局3人、議長と合わせると30人を超える会となり、
活発な意見が交わされました。
初っ端に、「定数減らして落ちたらイヤでしょう。どなたも。定数減なんてありえない。
それよりその分報酬を減らせばいい。日給制でいいじゃないか。」という意見が出て、
ちょっと意表をつかれましたが、
定数は削減すべき、少数精鋭でいい、
市民の意見は定数減らすと反映出来ないというが、自治会など他の組織で吸い上げればいい、とか、
常任委員会も兼務出来るなら兼務し、いろんなことに精通した質の高い議員となるべき、
などと削減賛成意見が出たあとで、
減らせば少数意見が反映できなくなる、少数者や弱者の意見反映すべき、
議会費は民主主義のコスト、民主主義を豊かにするために削減すべきでない、
などの削減反対意見も出てきて、わが意を得たり、と心強く感じました。
また自治会の役員の方から、
「5公民館で終わりか。自治会連合会から全公民館でといったはずだ」という意見が出、
会場から2月の5公民館、4月の4公民館で終わりでなく、全校区で開催すべき、
6月までに結論出すと急がず市民の意見を十分聞くべき、
という声、「その通りだ」と声も掛りました。その通りと思います。
なかなか熱心な会でした。
★写真は「さまざまな層の多様な意見を反映するために定数削減すべきでない」と意見を述べる岡村英治議員。
定数削減問題、みなさんの関心高いですね。いい機会ですね。あちこちで議員を減らした自治体がありますが、どんな効果があったのかと思いました。有権者の意識の変化もあるなかで、わたしたちの主張に共感する人もふえるのではないかと感じました。
昨夜「定数削減の波は津波のように国から県から押し寄せてきたんだろう。」と言われた市民がおられました。その通りだと思うし、また議員が自ら身を削れ、という市民の批判にアッピールしようとするものでもあったかもしれません。しかし、いい加減に聞いたことにするのではなく、市民の意見を十分に聞くことに努めたいと思います。このほかの問題でも市民の意見を直接聞く場が時折設けられることが必要です。