神戸に行ってきました。
阪神淡路大震災「1.17」の第9回追悼コンサート「いのりのとき」を聴くためです。
妹が合唱団の一人として歌うので、これを機会に「1.17」の神戸を訪ねました。
17日の午前中は希望の灯りの中央区・東遊園地(震災で亡くなられた方の名前のプレートが祀られているところ)を訪ね、
白い菊を手向け、そして「1.17」と、今年は「3.11」の形に並べられた竹筒のなかにロウソクも立てさせてもらいました。
神戸三宮は高層ビルも多く、街並みはきれいで都会的です。
しかし今まだ家族や地域との繋がりを断ち切られ、ひとり孤独に暮らす高齢者などは復興には程遠い。
大切な人、大切なもの、当たり前の暮らしが、もぎ取られてしまった深い悲しみを、
初めていった訳ではないが、今度の神戸で感じました。
コンサートには、沖縄、東京、兵庫県佐用町(3年前の豪雨災害に妹は遭った)、福島県南相馬市から122人が集まり、
それぞれ事情の違いはあるものの、被災者としての思いを重ね合わせ、
追悼の祈りと未来への願いの歌が歌われました。
★写真は、上ー東遊園地の竹筒で描かれた「1.17」、下ーメリケンパークのホテルからの夜景