県表題の専門家会議があると昨日知り、県庁まで、JRの「快速とっとりライナー」に乗って往復しました。
8人の専門家は大学の先生と医療関係者でしたが、そのうち3人も欠席されていたのは残念でした。
中国電力の島根2号機の再稼働審査申請の内容の説明に会議のメンバーが質問されるという進行です。
写真の左側が中国電力の8人、右側が専門家会議の委員7人(その後ろは鳥取県関連課)、
手前は米子市、境港市などのオブザーバー参加者です。
穏やかに静かに質問がつづきましたが、たくさんの疑問が出されました。
一般傍聴席は、報道席を隔てて、かなり後ろで聞き取りにくかったのですが、いくつか拾って書いておきます。(○委員、●中電)
○委員「異常気象だが低温、豪雨、豪雪、台風に耐えられるか」←●中電「地震、津波、地滑りには備えた」
○竜巻の評価は69mで大丈夫か。頻度が上がっている。基準を引き上げる必要がないか。(返事なし)
○汚染水対策は←●原子炉施設に水を近づけないことだ。汚染水、地下水、対策はすべてこれから。地下水は把握している。
○先に対策をかんがえないのか。←●十分検討する。
○放水砲でうち落とした汚染水はどうする←●もし万一そういう事故が起きたらという最期の最期の手段。フラップゲートを閉めて溜めこんで処理する。
○フィルターベントの性能管理はどうするか←●目視で管理する。ノズルも金属フィルターも劣化するものではない。ヨーロッパの実績あり、大きく劣化していない
←○ダストは?←●圧力制御室の水をくぐって来るから、異物は問題ない。←○ドライウエイはないのか。←●ドライウエイもある。
○ハードは分かったが、ソフトもー今後いかにして維持管理するのか、今後維持防災の説明が欲しい。
次の第10回専門家会議は、「規制庁の結果を受け、われわれの意見もまとめる」として閉会しました。
下の写真は鳥取駅近くの歩道にある長椅子。バス停にも幅を取らない腰をちょっと乗っける長椅子が設置されており、高齢者に優しい配慮と感じました。