12月議会初日ー中国電力が全協に島根2号機の再稼働のための審査申請の説明

議会開会日。議会は直ぐ終了し、お昼を挟んで全員協議会を2回。                

(午前は南北一体化事業に取り組むことにしたという市当局の説明、

午後は中国電力の島根2号機再稼働審査申請野説明。)

その後は質問の聞き取りが3つの課からあって、帰途に就いたのは4時半も回った頃。

初日からなかなかハードでした。

南北一体化に取り組まねばならないという主体的な街づくりの観点は感じられず、

駅周辺の、南側の交通事情がよくなることは良いですが、

南側の開発や企業誘致、商業地域として大きな資本を呼んでこようという発想には賛成できません。

米子の活性化のためならば、地元の産業や業者の支援に力を入れるべきと思います。

中国電力の審査請求の説明については、聞いても安心を得られないことだらけです。

新基準に適合するようにシビアアクシデントが起ることを想定したものと言い、

「いろんな事故シーケンスを想定し、これらの重大事故対策は有効であると確認した」といいながら、

よく聞けば、100%の安全は保証出来ないという。

格納容器の破損などが起った場合、放射能の拡散を防ぐために放水砲でプルームをうち落とすというのが、最終的な対策となっていますが、

叩き落とした汚染水や、配管が壊れて漏れ出した汚泉水の対策はどうする、

福島のように地下水の問題はどうする、と聞くと、

これらの対策は、全てこれからの検討ですといいます。

使用済み核燃料はどうする、と聞けば、国が今検討中だと国任せ。

シビアアクシデントは起りうるから100%の安全はないのだと言いつつ、

新基準に求められていないことには目をふさいでいる。

汚染水対策などは、もし仮に起った時の最後の最期の問題だから、と棚上げにする。

これはやはり「安全神話」ではないでしょうか。

中電の体質は変わっていない、福島の事故を経てもなお、

安全より企業利益優先であると感じました。

★写真はfacebookから頂いてきました。紅葉と雪の大山です。

 

 

 

その対策で

 

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です