アーサー・ビナ―ドさんの憲法講演会&「アベ政治許さない」スタンディング

2017_0503_143035-IMG_85373日憲法記念日にアーサー・ビナ―ドさんの憲法講演会がありました。(米子9条の会・主催)

風刺たっぷりの話しに笑い転げ、そうだと相槌打ちながら、ときどき胸にぐっと迫りました。

「駆けつけ警護」は英語では「ラッシュ・トウ・ガード」ではなく「ラッシュ・トウ・レスキュウ」、戦闘中のアメリカ軍を駆けつけて救助するには、武器を使って戦闘に加わらねばならないーよくわからないな、待てよ、と思ったら英語に切り替えて考えると本当のことがわかる。これは、会場からの英語で考えるのか、日本語で考えるのか、という質問への答えです。

英語と日本語、ふたつの言語での思考の隙間から見えるホントのことをぐいっと押し出して見せてもらいました。言葉は違っても「大事なのは概念であって、ものの真髄は言葉は違っても同じ」と言われました。

ちょうど日本語を学ぶために日本にきた直ぐ後に湾岸戦争、日本の憲法が湾岸戦争への自衛隊の派兵を止めた時、(アメリカの飾り物の憲法と違い)憲法が生きているのを見た。日本の憲法は、憲法というものを考え、母国や日本の歴史を考えさせてくれた師匠だから、なんとしても守る。築地署で殺された多喜二のように闘う、と言われました。
憲法24条の男女同権の草案を書いたベアテ・シロタ・ゴードン、ベトナム従軍経験を語り戦争がどんなものかを語ってくれたアレン・ネルソン、このおふたりも講演の締めくくりに、「日本のみなさん9条を守って」と力こめられました。

そしてビナ―ドさん。日本をよく知る外国の人に、また、日本国憲法の値打ち、9条の示す平和の道、日本国憲法が世界の人類の歴史がつくりだした人類の宝であることを、また教えてもらいました。
2017_0503_134129-IMG_8530ビナ―ドさんが日本語に訳されたボブ・ディランの歌を歌う西村さん&高橋弁護士。後の映像はその歌の絵本。

260人を越えたと思える参加者。椅子、資料足りませんでした。それでもほとんどの方は帰らず聞き入っておられました。

なお開演前に文化ホールの前では、毎月3日の「アベ政治を許さない」スタンディング。講演会参加の人が次々加わって38人。通行人、イオンの買い物客の注目を浴びました。ビナ―ドさんも手を振ってくれたよ!と目ざとい人が報告してました。2017_0503_130149-IMG_8525

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