「どうして島根原発3号機まで動かそうとするの?」

ご近所の私よりやや若い女性とコンビニでばったり出会って、
あれこれ話していた時にそう聞かれました。
「今島根原発動いていない、このままず~っと動かんで欲しいのに、
何で新しいのまで動かそうとするのか。」と。
原発から近くても遠くても、もう原発事故はご免だと多くの人が思っています。
うちの辺は島根原発から約23Km、UPZ圏内ですから、なおさら。

市議選で訴えていたとおり、
島根原発3号機の新基準適合審査の申請について、
米子市は今態度を表明することを求められています。

7月米子定例市議会に出された15本の陳情は、
中国電力の申請の事前説明に対し,
市民に十分理解がえられていないから、
今は安全を保障できる状況ではないから、、
早急に判断しないことを求めています。

しかし、25日の「原発・エネルギー問題等調査特別委員会」では、
「中国電力との間で『事前了解』を認める安全協定を求める陳情書」のみが採択。
あとの14本はいづれも、採択 対 不採択で、不採択となりました。
採択を主張したのは、土光均、山川智帆、私、石橋佳枝の3人。
不採択は、尾沢三夫、戸田隆次、奥岩浩基、中田利幸、矢田貝香織の5人。

申請して厳正な審査をして貰った方が安全だから、
というのが繰り返し述べられた不採択の主な理由。
しかし申請は稼働への第一歩。
そして新基準に適合したとても、
福島原発事故のような苛酷事故は防げないと、
中国電力も、国の規制委員会も明確に述べています。
それなら、NO!ではありませんか。
原発はひとたび事故を起こせば人間の手に負えない、
収束どころか原因究明も進まない、
これが福島原発事故の教訓ではありませんか。

どんどん再稼働させようという安倍政権の無責任さ。
「汚染水は完全にコントロールされている」などと平気で言う、
嘘にまみれた政府の示す国策に従う無責任さ。

この3号機に係る陳情は、議会最終日8月1日に本会議で採決されます。
そして閉会後の同1日午後、
市議会全員協議会が島根3号機問題で招集されています。
午前中の議会も全員協議会も傍聴出来ます。是非おいで下さい。
私は午前の議会全体会で、「原発・エネルギー問題等調査特別委員会」の報告に反対し討論します。
★島根原発で事故が起これば、松江市とともにこの中海が汚染され、
続いて弓浜半島へ拡がるでしょう。
(夕暮れの米子港から安来方面を望む。)

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