風は強いが、よく晴れたメーデーでした。
今日の午前中は富益団地での街頭宣伝をし、午後は文化ホールで映画「鶴彬」(つるあきら)を見、
夕方はメーデーという、なかなかみっちりした日でした。
街頭宣伝の富益団地、団地はあっさりしてるというか、反応がない、というか、
いつもはそうなのですが、今日は何人かが出てきて話をじっと聞いてくださり、
やはり政治へ関心が向いているのだな、と感じました。
拍手をいただくと、すぐ嬉しがって言葉に気持ちがしっかり入ります。
組んで行動していただいた美保後援会の男性も嬉しそうでした。
鶴彬は、戦争中にも反戦の川柳を果敢に詠んで投獄され、獄中病に罹り29歳で永眠。
手と足をもいだ丸太にしてかえし
万歳とあげた手を大陸に残してきた
暁を抱いて闇にいる蕾
などがよく知られています。「暁を抱いて・・・」が私は好きです。
大好きなプロレタリアの詩人、小熊秀雄の「馬車と出発の歌」にある、
「薔薇は闇の中で真っ黒に見えるだけだ。日がさせば一遍に薔薇であることを証明するだろう」というフレーズに似ています。
教育者丸山ひでさんの本のタイトル「明けない夜はない」を座右の銘とする私ですから、
これらは共通する思いであると思います。
メーデーでは、久しぶりに自治労連や福祉介護ユニオンの仲間と会え、ちょっと、
はしゃいでしまいました。