7日から8日、一泊で広島へ行ってました。
「憲法フォークジャンボリー2010」というフォークソングの集まりにいったんです。
この催しのリーダー笠木透さんは、日本のフォークソングの草分け的存在で、
彼のつくった歌とも知らず、どこかで聞いたことのある歌がいっぱい。
そして素朴で力強く、やさしい、そして痛烈な風刺を朗々と歌う、その歌声。
彼を慕ってフォークの道に入った人も多い。
しかし、もう72歳でもあり、心不全という病に倒れ奇跡の復活ということもあり、
いつまでその歌が聴けるのか、とファンや後輩が気にしているのです。
久しぶりの笠木透は、やっぱりスケールの大きな歌い手でした。
写真はこのイベントに参加し講演された、中沢啓治氏と。
「はだしのゲン」の中で、ゲンが大事な場面で歌う戦時中の子どもの歌、
「さよなら三角また来て四角・・・」を歌う笠木さん。
子どもの替え歌を集めた「きのう生まれた豚の子が」という笠木さんのアルバムにこの歌もあり、そのほかにもゲンが歌っている歌が入っているそうです。
このほか、「ヒロシマのある国で」の山本さとしさん、
「受験生ブルース」の中川五郎さんなど、プロ、アマ、たくさんのアーチストが揃いました。
鳥取県から、私の友人の「ぺんぺん草」という3人組が参加しました。
ライトが強くて、顔が真っ白。下手な写真です。後ろの垂れ幕は戦争放棄。戦争放棄を直接歌った参加者も何組かありました。
今朝は平和公園を訪れ
原爆ドームに
4度目の出会い。
眠られぬ魂と夜語りヒロシマ忌
ドーム刻み去る広島の夏景色 よし枝